二人目不妊 一人目不妊

二人目不妊と一人目不妊は違う?私がそれぞれに直面した苦悩とは?

二人目不妊,生理不順,妊娠,一人目不妊
私は一人目不妊、二人目不妊それぞれ経験しました。

 

今回は、その経験を元に感じた違いについてお話したいと思います。

 

二人目不妊の方が辛い事って?

二人目不妊,生理不順,妊娠,一人目不妊

一人目不妊より二人目不妊の方が辛かった事として私は大きく分けて下記の3つがありました。

 

金銭面による負担の違い

子どもが一人いる分、育児にかかるお金、生活費などが増えています。子どもの年齢によっては習い事、任意の予防接種の費用、クラス会の交際費など時期によって必要になり、その生活の中での不妊治療となるのでやりくりが大変なのです。

 

月の出費の状況によっては「今月は諦めよう」と先延ばしにした時もありました。体外受精や顕微授精など高額な治療となる場合、とても大変になります。貯金があったとしても、回を重ねていくとどうしても底をついてしまいます。友達の中に、本当はマイホームを買う頭金に貯めたお金があったのですが、不妊治療用の貯金がすぐに無くなってしまった為そちらを崩しながら治療を繰り返したという人もいました。

 

最終的にその友達は授かる事ができましたが、「貯金を崩していく事は身を削るような想いだった」と言っていたのが印象的でした。

 

時間の使い方の違い

子どもの幼稚園の送り迎えの合間に婦人科に行くなど工夫が必要になってきます。どうしても送り迎えの合間に受診は難しい場合は、幼稚園のお迎えに行ってからそのまま子どもを連れて婦人科へ行くという場合もありました。また、子どもが病気になった時は治療をキャンセルしなければなりません。排卵のタイミングなどを考慮した不妊治療の場合、1日の差が大きく左右される為、来月まで泣く泣く延期にする場合も出てきます。

 

どうしても「二人目は?」と言われる場面に遭遇しやすい

一人目不妊の時は、実家に帰らない、刺さる言葉を言う友達に会わないなど言われる状況から避ける事ができましたが、二人目不妊は幼稚園の送り迎えやランチ会の場面などママ友との付き合いがどうしてもできて避けるのは難しかったです。

 

また、子ども連れで外出すると、電車の中で会った女性に「そろそろ二人目だね」と言われる場面もあり、常に言われてしまう環境がありました。悪気が無いのは分かるのですが、その時のメンタル状況によってはクリティカルに刺さるのですよね…。

 

一人目不妊の方が辛い事って?

二人目不妊,生理不順,妊娠,一人目不妊

はっきり言ってしまうと子どもがいるいないの差になると思います。二人目不妊はどんなに辛くても目の前に愛する我が子がいます。「そろそろ二人目は?」と言われてしまう状況の辛さはしばらくありますが、40歳後半〜50代くらいになればさすがに言われる場面は無くなっていきます。そしてその頃になると、一人目を産んだ年齢によっては進学や就職、結婚など我が子の次の楽しみが増えてきます。一人目不妊の方はそれまでに妊娠できなければずっと一人目不妊の葛藤と向き合っていく事になります。

 

一人目不妊も二人目不妊も年齢や体力、その他環境の変化などで自ずと諦めざる得ない時は訪れますが、その諦めた時に置かれている環境が一人目不妊と二人目不妊では変わってきます。

 

夫婦二人の人生も仲良くおしどり夫婦でいられればとても幸せで特別な人生だと思います。そういう先輩ご夫婦を私も何組か見てきました。私が加入しているよさこいソーランのメンバーさんでも一人目不妊のまま老後に入ったという人がいました。

 

「二人きりの人生も良いよね」と心から納得できる段階に行きつくまで計り知れない苦悩があり、だからこそ周りの人に対して深い愛で関わりを持たれていました。

 

二つの違いを経験したから分かる事

二人目不妊,生理不順,妊娠,一人目不妊

一人目不妊、二人目不妊を経験して気づいたのは、それまで私が見えていなかった、悩み苦しんでいる人が思っていた以上にもっといたという事です。自分は分かったつもりでいた事を気づかされました。

 

とても辛い経験で、出口の見えない道をさ迷う想いでしたが、この経験があったからこそ自分の発する言葉にもっと気をつけられるようになったと思います。言葉は言霊と言われていますが、その通りだなと感じました。言葉は時に刃物になり相手の心をずっと傷つけ続けるかもしれないという事に身を持って知る事ができました。

 

まとめ…二つの不妊を経験して分かった事とは?

1. 二人目不妊は一人目不妊に比べて金銭面の負担の違い、時間の使い方の違い、周りから言われる場面の違いがあり、それぞれの負担がどうしても重くなりやすい。
2. 一人目不妊は、子どもがいない中での不妊なのでその辛さは大きい。年齢を重ねる毎に苦悩は大きなものになっていく。
3. 二つの不妊の違いを経験したからこそ、言葉の発し方に気をつけるようになった。辛い経験ではあったが、この経験があったからこそ見えてきた事だと思う。

 

どちらが辛いと比較する事ではありません。
しかし、経験して思ったのは相手の状況を察する、言葉を選ぶ事はとても大切な事なのだなぁという事でした。