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子持ち看護師でもキャリアアップできる?

子育てしていると、毎日の生活を送るだけで精一杯になりますよね。独身看護師時代に「将来はキャリアのある看護師になりたいなあ」と思っていたとしても、いつのまにかそのような希望も薄れてしまいがちです。

しかし、看護師としてこのままでいいのかなとどこかで葛藤することもあるでしょう。子持看護師でもキャリアアップできるのかということに対する答えはイエスです。

ただし、何を目指すかによってできることとできないことが違ってきます。キャリアアップが新たな資格を取得することなのか、経験を増やしていろんな分野で働けるようにすることなのかなど色々あります。

子持ち看護師として、限られた時間の中でできるキャリアアップは何でしょうか?

子持ち看護師が働いている職場の一つに訪問看護があります。訪問看護は自分の時間を大切にしたい看護師にはお勧めの働き方です。高齢化社会が進む中で訪問看護師に対するニーズが高まり、その分求人数も増えてきています。勤務時間も様々な選択肢があり、週1日のパートから日勤常勤などあります。このような中で訪問看護は患者さんの健康管理から看護ケアまで、様々な経験と知識が統合された分野であり、病棟でのキャリアが活かせる職場です。中には、ターミナルの患者さんの看護もあり、キャリアに自信がない看護師には負担が大きい職場でもあります。

また、訪問看護の仕事の一つに訪問入浴がありますが、医師の入浴許可がある方が対象なので、急変することはほとんどない状況です。それでも訪問看護師は判断力が必要になるので、キャリアのない看護師には責任が重いことに辛さを感じるかもしれません。このように訪問看護師として今までのキャリアを活かしながら新たな職場で活躍できることもキャリアアップにつながります。

他には認定看護師や専門看護師など、さらなる資格を取得するキャリアアップもあります。認定看護師は特定分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践のできる看護師のことで、日本看護協会が実施する認定審査に合格すると取得することができます。特定分野は21分野あります。認定試験を受けるためには5年以上の実務経験とそのうち3年以上は認定分野での研修があることと、看護大学や日本看護協会などの教育機関が開講している認定看護師の教育課程を修了する必要があります。

認定審査は日本看護協会が年1回行っていて、5年ごとに看護実践や自己研鑽の実績をまとめて資格の更新審査を受ける必要があります。よって、一度認定看護師になっても更新があるので続けて専門分野で経験を積む必要があるし、何もしないで働き続けても更新できないように日々看護に対しての向上心がないと難しいということになります。また、資格取得につき費用も掛かります。

さらに、専門看護師は実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究という6つの役割を持った責任ある看護職で、日本看護協会専門看護師認定試験に合格する必要があります。認定看護師と比べると、様々な分野での勉強が必要になり、看護大学院修士課程修了者であること、日本看護系大学協議会が定める専門看護師の教育機関において専門看護分野所定のカリキュラム26単位を取得することが義務付けられています。認定看護師よりもさらに厳しい条件下で資格を取得することになります。また、永久資格ではなく5年ごとの更新審査を受けなければならないので、常にレベルアップが求められます。

認定看護師も専門看護師も同様に、子持ち看護師が目指すならば、家族の協力が欠かせないでしょう。支えてくれる夫やその他の家族が、どのような専門性を持った看護師なのかということをよく理解できなければ十分な協力は受けることは難しくなります。

キャリアアップをするために看護師以外の保健師や助産師、保育士、助産師、ケアマネージャーなどの資格取得を目指す人もいます。いずれにしても、資格取得のために勉強しなければなりません。保健師・助産師になるには国家試験に合格する必要があり、文科省の指定した学校で所定の単位を取得しなければなりません。ケアマネージャーは都道府県が実施する介護支援専門員受講試験に合格し実務研修を経て修了証の交付を受けると働くことができます。

キャリアアップにおけるリスクは?


看護の専門性を高めようと認定看護師や専門看護師を目指そうとするならば、家族の犠牲は避けられないことを覚えておく必要があります。まず、資格を取得するわけなのでただではありません。専門の機関に行って勉強するための費用を蓄えておく必要があります。

例えば、認定看護師になるために100万円程度の費用が掛かるといわれています。職場によっては、認定看護師の受け入れを推進しているところもあり、支援体制が整っている施設では自己負担を減らすような取り組みもされています。そのような施設は資格取得に協力的で、認定看護師として働くことに理解があるので、資格取得後にもがタラき方や活動評価にも前向きに取り組んでくれるでしょう。逆に支援体制がない施設では資格を取得できたとしてもその後の支援も受けられないことが考えられ、働きにくい環境になるといえます。

子持ち看護師は家庭経済についても考えながら、キャリアアップを目指していかねばならないので、慎重に考える必要があります。苦労して認定看護師に慣れたとしても、給料アップにつながるかというと必ずしもそうではないこともあります。

専門看護師では大学に行く必要が出てくるため、その間の学費や子育てとの両立をどうはかっていくかが重要になります。子供が小さいうちは特に、急な子供の病気で学校を休むということになると取得しなければいけない単位を取得できないということも生じる可能性が出てきます。そう考えると、ハードルが高い資格といわざるを得ません。

子持ち看護師がキャリアアップするためには?

新たな資格を取ろうとするといろいろな障害が出てきて、不安になるばかりですが、子持ち看護師でも今の状況からさらにキャリアアップすることは可能です。例えば、子供が小さく時短勤務で働いていた場合は、業務内容が決められている場合がありますが、子供がある程度大きくなった時に、正社員として働くことで業務内容が拡大しキャリアアップにつながるでしょう。

ここで気を付けたいのはキャリアのために家族を犠牲にすることがないように気をつけることです。私の働いていた職場では、キャリアアップした看護師長が子持ちだったのですが、いつも帰宅すると子供の寝顔しかみられなかったと嘆いていました。キャリアを取ってしまえば、子供との大切な時間を削ってしまう。

家庭との両立をはかるとき、優先するべきことは何かをよく考えて家族と相談の上決めていくことが大切です。

キャリアアップによって将来どうなる?

同じ職場で長く働き続けることは、病院側からの信頼も高くなり、キャリアを積み上げることができます。病院側としてはキャリアアップして長く勤務してくれる看護師を歓迎したいでしょう。いろいろな分野で仕事をしていくのもキャリアアップにつながるいい機会だとは思いますが、同じ場所で働き続けることもその分野での専門性を高めることにつながります。

希望するキャリアプランについてわからない時は、転職支援サービスなどを利用すると良いでしょう。インターネットでの検索で転職サイトを見つけることができ、登録は無料なので気軽に相談も可能です。

希望に合ったキャリアアップを目指して子持ち看護師として活躍していきましょう!

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