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住宅ローンをこれから組もうと思っている方には、現在の金利は「これ以上望めない程の金利水準」。こう言い切れるのも経済新聞愛読歴35年以上の私はSEとして金融業を中心に開発を担当していた時に銀行の方と接する機会もあったからです。

どの銀行がいいか表示された金利だけで選ぶのは大変危険。数字で測れない銀行を選ぶポイントを教えます!

いつでも相談しやすい支店・営業所が勤務先や自宅近くにある銀行が良い


銀行と言っても色々ですが、ネットで調べると実店舗のある銀行でもネット店舗の場合やネット専業銀行の場合は銀行金利が極端に低いことが分かります。しかもネット専業銀行の場合などは来店不要な場合ケースも少なくありません。

住宅ローンを借りる場合に様々な個人情報を提出します。例え同じ会社の同期であっても、年収や役職によって貸し出し出来る金額の上限や金利に差が出てきます。こうして与信調査をしっかりやってもらった上で、めでたく貸し出しされます。銀行にとって、こうした労力はコストに他なりません。返済が苦しくなっても実店舗の場合は夫婦で一緒に担当者と相談できる場合が一般的です。

しかし、ネット銀行はどうしても電話だけでの相談になる上、ケースバイケースでしか相談に乗ってもらえません。

もちろん実店舗でも、救済のしようがないと判断されてしまう場合もありますが、地域密着型の銀行であればある程親身な傾向があります。

返済に窮してしまう心配がない人はいません。例え安定した収入が見込めるお仕事でも10年後、20年後の保障がある人は日本にはいないと言っても過言ではないでしょう。

銀行引き落とし先が会社で指定されていれば、余程マメな人以外は給与口座のある銀行がお勧め


住宅ローンは毎月引き落とされます。そのため、給与口座と住宅ローン口座が異なる場合は毎月振込または現金で入金し直すなどの手続きを行わなくてはなりせん。

振込手数料が1回420円でも年額で5,040円と家族でファミレスに行かれるぐらいの金額になってしまいます。更に35年払い続ければ17万6,400円!これは消費財8%で計算していますから、10%になれば当然もっと金額は大きくなります。

振り込まずに自分で現金を毎月移動するのが苦でなければ問題ありませんが、お金のことにマメでない方には意外と苦痛感を覚えるようです。

自分がマメに現金でローン支払い分のお金の移動をする気になれない人は金利の比較よりも利便性重視で給与引落し口座のある銀行で借りるのも手です。

特に会社の都合で給与口座の銀行が指定されている方も、その銀行が金利最安値でなくても十分に給与口座があるだけで「お得意様」なので金利交渉に有利なハズです。金利競争が激しいのでどこの銀行を選んでも歴史的な出来事と言っていい位、住宅ローンは低金利です。

利便性も住宅ローンのような長期の借金には付加価値の1つと考えてみましょう。

低金利だからこそ、全期間固定金利を選択しましょう!


銀行にとって長期間固定金利を選択されるのは正直儲からないので避けたいのが本音です。しかし借りる側の立場で言えば住宅ローンは少し金利が高くなっても今の金利水準なら長期間固定の住宅ローンでも十分安い金利です。

ところが、住宅ローンを長期固定にしたいと言ったらフラット35を勧めてくる銀行も多いのが現状。

フラット35の手続きは銀行で行いますが、あくまで貸し出しは住宅金融支援機構という企業です。この住宅金融支援機構という所は万が一返済に窮する自体になっても銀行のように親身になって相談に乗ってくれません。

銀行は銀行で、フラット35で貸し出した住宅ローンが焦げ付いても痛くもかゆくもないので、「当行の貸し出しではない」と相談に乗ってくれません。

つまり、万が一失業したりして返済が難しくなった場合でも相談できず、借金だけが残って家を手放さなければならないリスクがあります。

銀行の長期の固定金利で住宅ローンを組みたいと申し出てみましょう。審査によっては通らない場合もあるかもしれません。その場合は自分たちの資金計画が銀行に「甘い」と言われたのと同様です。銀行によっては審査が甘い所も珍しくありません。

1社に断られても複数の銀行に申し込んでみれば審査が甘い銀行では借りられる可能性が出てきますが、その場合上記のように利便性がある銀行とは限りません。大手銀行でも審査の厳しい所とそうでもない所があります。

第1希望や第2希望の銀行で審査が通らなかった場合は少し借り入れ金額を下げるとか、奥様が働き続けることにするなどの資金計画の見直しが必要です。

まとめ

1. 住宅ローンを返済し続ける際には表示された金利や諸経費など数字に表れないことも大事

2. いつでも相談しやすい所に支店・営業所があると、相談しやすい。
ネット専業銀行などは電話でしか相談出来ない上、救済に向けての線引きがドライな傾向は否めない。

3. 銀行選びは給与振込口座に指定できる銀行の中から選ぶのが、マメでない人にはお勧めです。
振込で住宅ローンの口座にお金を移すのはコスト高です。

4. 低金利だからこそ全期間固定金利を選択しましょう。その際にフラット35を勧められた場合は、銀行で借りたいとはっきり意思表示しましょう。
フラット35で借りても返済に窮した場合に、誰も助けてくれません。
銀行の審査に落ちる場合は自分たちの返済計画に無理がないか検討してみましょう。

銀行で住宅ローンを借りて住居を借りる場合は、銀行の言いなりにならないように注意しましょう。銀行は利息を得て商売をしているいわば「金貸し」業である事を忘れないようにしましょう。意外と銀行員のいう事は全て鵜呑みにしてしまう人が多いです。

(ライター:ファイナンシャルプランナー OMさん)

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