兄弟ゲンカは仲裁すべき?うんざりしたら「ママもイヤ」でOK!

毎日起こる兄弟ゲンカ!愛しいわが子たちだからこそうんざりしちゃいますよね。

どうすればいいか、毎日三人の息子たちが繰り広げる壮絶バトルに悩まされていた私がお答えします!

目次

兄弟ゲンカ、どうしたらいい?

愛しいわが子たちだからこそ頭を悩ませるママへ。

毎日些細なことが原因となって繰り広げられる兄弟ゲンカにうんざりしているママからのご相談はとっても多いんです!はい、ご多聞に漏れず、私もかつてそんな毎日にイライラしながら過ごしていました!

我が家の3人兄弟・日常におけるケンカの例
  • 朝起きたらごはんの席を取り合いして喧嘩
  • 夜、どちらが先に仕上げ歯磨きをしてもらうか、押し付け合いで喧嘩
  • 幼稚園から帰ってきたお兄ちゃんの描いた絵を見せてほしいといって弟が無理やり引っ張って喧嘩
  • 僕の真似するな!と取り返して喧嘩。結果、大事な絵が破れてさらに大喧嘩

そんなときには「ママはすごく悲しい!イヤだ!」と率直に伝えてその場を離れてOKです!

「見たくない!ママのいないところでやってね」と言ってみよう

兄弟ゲンカは、実はママがいない方がすんなり自己解決することも少なくありません

どちらかが甘えて言いつけに来てかえってこじれたり、仲裁すればどちらかがえこ贔屓されたような誤解を生み余計に揉めたりしたこと、ありませんか?実はそれ、ママがそばにいるからこそ、なんです

喧嘩が始まったら
「ママのいないところでやってほしいな。大好きなあなたたちが喧嘩しているのを見ていると悲しいから。」
と伝えましょう。別の部屋に行くのでも構いません

ママがいないところでは、意外とお兄ちゃんは手加減をしたり、弟くんは無理難題のわがままを言わずに一歩引いて空気を伺ったりするケースも多いのです。

なぜなら兄弟ゲンカは「僕の方が正しいのに!」「僕はこう思ってるのに弟は分かってくれない!」という自分の正義や自己主張をママに共感してほしいときに、かえってヒートアップするからです。

喧嘩は自己解決した方が丸くおさまる

我が家は3人、男子ばかりの兄弟で、日々揉めています(笑)!
でも私も成長中。昔と今とでは、随分と兄弟ゲンカに対する対処が変わってきました。

我が家の3人兄弟は、ほんの小さなことが発端となって、いつの間にかお互い激しく責めあい、なじり合い、泣きながらひっつかみ合いになることも日常茶飯事です。

かつてはそんな息子たちを引きはがし、それぞれの良くなかったことを指摘し、お互いに謝らせることが母親としての公平で正しいアプローチだと信じていました

ところが、感情がふつふつと昂っている最中に無理やり妥協を強要されることは本人たちにとって不完全燃焼でしかありません。結局その火種はまた再燃してしまいます

何度となく経験するうち、私自身も行動を変えることにしたんです。

兄弟ゲンカが始まった時の対処法(私の場合)
  • 「ママもイヤ!ママは見たくない!」と意志を伝えて子どもたちに別の部屋に移動してもらう
  • 自分がその場を離れる
  • 「ママのいないところでなら思う存分やっていいよ」と伝える

最初は私がいなくなったらとんでもなく喧嘩がエスカレートして大変なことになってしまうんじゃないか?とドキドキしましたが、余計な心配でした。

いつの間にかケンカは自己解決され、気づくとこっちが拍子抜けするほどじゃれ合って大笑いしていたりするのです。

きょうだい喧嘩は”非認知能力”が育つ絶好の機会です

ママがいないところでは本人同士で問題解決をしなくてはなりません。兄弟だからこそ遠慮なくお互いに意見をぶつけ合って、気の済むまで衝突して、妥協点を探して交渉することを経験できます。

第三者に止められて、自分の感情を持てあましながらも”諦める”ことを経験させるよりずっといいんです!

つまり、きょうだい喧嘩は

  • 問題解決能力
  • コミュニケーション能力
  • 協働力

といった“非認知能力”を育む絶好の機会でもあるのです。

ひどい怪我に発展しそうな場合以外は、兄弟ゲンカは仲裁せずに「ママはイヤ!」でOK!ケンカでしか学べないことを経験できているんだ、というくらいの気構えで、我が子たちを信じて任せましょう。

子どもは物事が思い通りにいかないときにこそ大きく成長しています!
兄弟だからこそ経験できる本音と本音のぶつかり合い。
心を許しあえる関係だからこそ、さまざまな力が育つ良い機会です。

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この記事を書いた人

南波明日美のアバター 南波明日美 ままとこネットライター/キッズコーチング®トレーナー

”ママの強みと子どものキラリを引き出し伸ばすコンシェルジュ”
「子どもの資質を開花させ、幸せな子育てを応援する」を理念に掲げるリトミックスタジオkirari代表。約3000人の子どもをリトミック指導。【親子の非認知能力】を底上げするリトミック教室として、大人向けの子育て講座、講演なども行う。

趣味は箏、読書、家族でキャンプ。テントの中でのお昼寝が至福のひととき。

元国際線CA/3児の母

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