「ママ、見て見て!」「お母さ~ん、見てて~!」
1人っ子も、兄弟姉妹が何人いても、子どもはお母さんに見てほしい!という気持ち、思いきりぶつけてきますよね。
子どもさんの声に、何て答えていますか?漠然と「すごいね~」「見たよ」って流していませんか?
実はとっても簡単に、お子さんの気持ちに応える方法があるんです。
一瞬でも子どもの「見て!」に向き合おう
私は5歳の男女双子の子育て中です。双子の見て見て!攻撃は、なかなかパワフルです。1人が言い出すと、もう1人も必ず言い出します。
自分達がしていることを見てほしい時はもちろん、例えば絵本に載っているものやテレビに映っている何かを見てほしい時もあります。
今やっていることを中断したくないんだけど…とか、双子がテレビを見ている間に夕食を作ってしまいたいんだけど…と思うことも正直あります。しかし!
少しでも手を止めて見てあげましょう。お母さんが見ていることが伝われば、子どもは納得します。
子どもが見てほしいことを実況中継してあげよう
先日、双子が風船にマーカーで顔を描いたり、リボンで飾りをつけたりしていました。娘は、風船に描いた顔を見てほしくて「見て見て!」。
私はすかさず娘の方を見て「まつ毛も書いて、リボンも貼って可愛いね」と見たままを伝えました。
息子は、顔を描いた風船を連続してポンポンしているところを見てほしくて「見て見て!」。
「何回も続けてポンポンできたね!」と、これまたすぐに見たまま伝えました。
このように、見たままを実況中継するように話すことで、ちゃんと見てるよ!が伝わります。
できるようになったことを具体的に伝えよう
ズボンがスムーズに履けるようになった、ボタンを自分でとめられるようになったなど、以前に比べて何かができるようになった時の見て見て!の場合。具体的にできたことを伝えてあげましょう。
- 「上手に足を入れられたね」
- 「自分で穴にボタンを入れられたね」
- 「小さいボタンもできるようになったね」
昨日より上手になったこと、できるようになっていることを言葉にしてあげると、お母さんはちゃんと見てくれてる!と信頼感アップに繋がりますよ。
見てるよ!アピールで応戦しよう
つい、「すごいね」「上手だね」「見たよ」など一言で返してしまいがちな子ども達の見て見て!アピール。
「○○ができるようになってすごいね」「○○が上手になったね」「○○しているところ見たよ」と、素直に見たままをつけくわえて言ってみましょう。子どもは満足しますし、こちらも口に出すことで子どもの小さな変化にも気づいていけます。
具体的に実況中継。お母さんもしっかり見てるよ!アピールで応戦(⁉)してみてくださいね。