ママ友と片づけの話をしていると、必ず悩みとしてあがるのが、“おもちゃを片づけてくれない”です。
散らかし放題のおもちゃに嫌気がさして「片づけないなら捨てちゃうよ!」と言ってしまったり、寝ている間にこっそりおもちゃを捨ててしまったり…そんな経験をお持ちのママも多いのでは?
今日はそんなママこそ試してほしい、お子さんの片づけ力を育てるゲームをご紹介しますね!
洗濯物で仲間分けゲームをしてみよう!
洗濯物の仕分けは、片づけ上手になるための立派な分類トレーニング。幼稚園くらいの子どもならゲーム感覚で、喜んで参加してくれます。
「どんな仲間に分けられるかな?」と声をかけてみてください。
ママ、パパ、お兄ちゃん、妹……といったように人別に仲間分けしてもいいですし、タオル、下着、靴下などアイテム別でも大丈夫。もしかしたら、色別に分けるなんて子もいるかもしれませんね。
洗濯物を仲間に分けたら、しまうところまでやってもらいましょう。分け方によっては“洗濯物をしまう手間が増える”ことに気づきます。その気づきが大事!試行錯誤を繰り返しながら、自分なりのラクで簡単な分類方法に辿り着くことに繋がります。
整理するには分類する能力が必要
どうして分類をさせると片づけ上手に育つのでしょう?それは、モノを整理して収納していくときには、使いやすく“分類する”という作業が必ず必要になるからです。
私の片づけの師匠の口癖は「片づけは、分けて分けて分けまくれ!」でした。捨てるより先に分けることで、自分がどれだけのモノを持っているか把握し、どれが大切で手元に残しておきたいかを選び取りやすくなるのです。
洗濯物の分類は3歳から。それまでは“誰のもの?ゲーム”がオススメ
わが家では洗濯物の分類はだいたい3歳からスタートさせています。
どうして3歳か?それは3歳は何事も「自分でやりたい!」という意欲がグングン伸びる時期であり、この時期にお手伝い欲や自分のことは自分でしたいという気持ちが強くなるからです。
ちなみに3歳になるまでは“誰のものでしょうか?ゲーム”をしていました。やり方は簡単!洗濯機から洗濯物を取り出すときに「これは誰のでしょうか?」と聞くだけです。これをしておくことで、3歳になってからの分類作業のヒントを蓄積できますね。
娘はこのゲームが大好きで、いつもノリノリで「パパ!」「ママ!」と答えてくれていました。娘はご機嫌、私は家事を進められる、おまけに所有者別にわける分類トレーニングにもなる!!まさに一石三鳥でした♪
分類トレーニングは日常生活に溢れている
“うちの子は片づけが苦手だから…”と諦めてしまう前に、ぜひ親子で楽しく仲間分けゲームを試してみてくださいね。
今回は洗濯物を例にご紹介しましたが、食べられるもの、動くもの、ゴミなど仲間分けできるモノは日常に溢れています。
お子さんと一緒にモノをいろいろな角度から観察し、規則性を発見してみてください。楽しんで分類しているうちに、必ず片づけ上手な子に育ちますよ。
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