家庭の廃材を有効利用。捨てる前に遊び道具に変身!

子どもはあそびを作り出す達人!家庭にある廃材で何かを作りたいと言ったら、どんどんやらせてみましょう。シンプルな材料であそびが広がっていきますよ。

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エコな廃材あそびでおうち時間を楽しもう

コロナ禍が続く中、自宅で過ごすことが多いですよね。雨の日も「今日は何をして遊ばせようかなぁ?」と思うことはありませんか?

いつものおもちゃに飽きてきたら、新聞紙や広告の紙、トイレットペーパーやサランラップの芯など家庭にある廃材を使って遊んでみませんか?再利用するという意味でエコですし、廃材ですので思いきり使えるのも利点です。

サランラップの芯でできる6つの遊び

実際にうちの5歳の双子がしていたあそびをご紹介しますね。装飾もしていないただのサランラップの芯、それだけで6つのあそびを展開していました。

  • ラッパにする
  • 太鼓のバチにする
  • アルファベットを作る
  • 望遠鏡にする
  • 鬼になる
  • 忍者の刀にする

まずは、口に当ててラッパのように音を立てていました。自分達で好きなメロディーを鳴らしていましたが、好きな曲に合わせて吹いてもいいですね。

そして、2本持って太鼓のバチに。太鼓の代わりに机の上を叩いていました。和太鼓のように勢いよく叩いて嬉しそうな息子でした。

続いてアルファベットを作っていました。1本でI、2本でL、T、V、Xというように、考えながら芯を動かしていました。芯がたくさんあったり、短いトイレットペーパーの芯と組み合わせると、A、E、F、H、K、M、N、W、Y、Zもできますね。

片目に当てて望遠鏡にもしていました。鬼ヶ島が見えてきたのか、今度は2本を角のように頭にくっつけて鬼になりきっていました。最後は忍者の刀にして、2人で戦っていました。

広告の紙や新聞紙でスポーツ大会

「おうちでスポーツ大会したい」と言い出した息子。広告の紙と新聞紙を持ってきたので何ができるのかと思っていたら…

  • 紙を丸めたボール
  • 的当て
  • バスケットゴール2種類
  • 卓球のラケット

広告の紙を小さめの長方形に切り、それを半分に折って真ん中に二重丸の的を書き、机の上に立てる。そこに紙を丸めて作った小さいボールを当てる的当て。

広げた広告の紙に、新聞紙を細長く丸めて輪にしたものをテープで貼ったバスケットゴール。窓ガラスにその広告の紙を貼り、紙のボールを投げ入れていました。もう1つはバスケットゴールの応用編で、紙の真ん中を丸くくり抜いてダイニングテーブルの縁にぶら下がるように貼り、そこにボールを投げ入れて遊んでいました。

新聞紙を小さく折りたたんでテープで止め、卓球のラケットも作っていました。

想像力を使って創造する体験を積み重ねよう

上で紹介したサランラップの芯も、絵を描いたり、折り紙を巻いたり、シールを貼ったりとデコレーションしても素敵ですし、その子ならではのアイデアが湧いてくると思います。赤ちゃんや小さい子は、大人が作ってあげたり、クレヨンで線を描いてみるとかシール貼りなどできることをやってみましょう。

なかなか何を作っていいか思いつかない場合は、その子が興味を持っていることと関連させて提案してみたり、「どうしたい?」「何ができるかな?」などと声をかけてあげてくださいね。

「どうしたい?」のように答えをYes/Noで縛らない質問は、子どもが自分で考える力を伸ばします。自由に答えられる分、考えて答える習慣が付きます。「どうしたい?」で子どもの自由な発想をどんどんふくらませて、想像力と創造力を養っていきましょう。

双子はダンボール箱も大好き。大小組み合わせてロボットにしたり、舟や電車など乗り物にしたりと楽しんでいます。

家からは案外たくさんの廃材が出ます。
どうせ捨てるものなあら、その前に思い切り好きなように遊ばせて、子どものクリエイティビティを伸ばしましょう!

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この記事を書いた人

エルティング 孝子のアバター エルティング 孝子 ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

アメリカ・オレゴン州ポートランド在住のグローバルキッズコーチ。
国際的な環境で暮らす親子のコミュニケーション力、幸せ力を育むサポートをしている。日米で保育士、児童英語講師、日本語教師として14年間、乳児から中学生にかかわる。その後、着物和文化講師として、アメリカから着物や茶道を通して和の心を伝えている。

趣味はペーパークラフトとティールーム巡り。

2016年生まれの男女双子の母。

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