「髪結んで、爪切って、仕上げ磨きして…」=甘えたいのサイン

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甘えたい表現はそれぞれ違う。普段自分でしていることをお母さんに頼むのもその一つ

子どもはお母さんとの触れ合いが大好きです。成長とともに少しずつ世界が広がって離れていきますが、心の安全地帯として愛着形成がうまくいっている子どもは勇気を持っていろんなことにチャレンジします。

しっかりと甘えることができていると心が安定するので、たとえ失敗しても乗り越えていこうとします。

子どもはこの甘えたい気持ちをいろいろな方法で表現します。その一つが「爪を切って」「髪を結んで」というスキンシップを図りたいという表現です。

甘えと甘やかしは違う。甘えることができている子どもは心が安定している

“甘え”と聞くと過保護や甘やかしとの線引きが曖昧で、良くないことのように考える人もいるかもしれません。

しかし“甘え”と“甘やかし”は全く違います。“甘え”は子どもの気持ちを受け止め、愛情を注ぎ、子どもを自立へ向かわせるための行動です。

“甘やかし”はその逆で子どもの要求を大人の都合で満たすことで自立しようとする子どもの邪魔をしてしまうことに繋がる行動です。

発表会や運動会の前になると毎日のように「爪を切って」という娘

わが家の娘は年中さんです。幼稚園で精一杯頑張ってくる分、家ではわがままタイプです。

毎朝、私が娘の髪を結ぶのが日課ですが、その時にはあまり注文はありません。基本的に爪切りなども自分でしたいという時期です。

ところが、幼稚園の行事の前など決まって「爪を切って欲しい、耳そうじをしてほしい」と言ってきます。これは不安だったり甘えたかったりしているサインです。

その時は時間をとって抱っこしたり爪切りなどをするようにしています。

甘えたいサインを見逃さず、スキンシップをとろう

子どもは“お母さんに甘えたい”というのをうまく表現できません。抱っこなどをねだったり、わがままを言って困らせたりする子もいれば、サインを出せない子もいます。

子どもの甘えたいサインはどんな行動なのか、観察しておきましょう。そして子どものサインに気がついたらスキンシップを図りましょう。

お母さんにたっぷり甘えたら元気に毎日を過ごせるでしょう。

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この記事を書いた人

波多野 裕美のアバター 波多野 裕美 ままとこネットライター/キッズコーチング®トレーナー

子どものミライを育てよう  ミライノキ代表
九州初キッズコーチング協会認定トレーナー。気負わず学べる講座。PTA、公民館連合会、教職員向けの講演会や勉強会も好評。個人相談や幼児教室など関わった人数は現在約600人超。9歳4歳の5歳差育児中。

皆の笑顔が大好物。基本的に人が喜ぶ顔を見るのが好き。キャンプでは焚き火をぼーっと見るのが幸せ。

ママガールwebにてコラム執筆中/stand fmにて音声配信中

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