「テレビを見せてたら静かで助かるのよ」若くして出産した友人が言っているのをかつては何気なく聞いていた私ですが、双子が生まれて身をもって実感。保育士時代は「テレビではなく絵本を」とお母さん達に言っていましたが、現実的に頼らざるを得ない時もあるというのがよく分かりました(苦笑)
テレビやスマホの依存にご注意を!
ついついテレビや動画を見せたり、スマホのゲームをさせてしまうことってありませんか?子どもが集中してテレビを見ている間なら家事ができたり、外出先で静かにさせたい時にスマホの動画を見せるのも1つの手段ということもありますよね。
ただ、画面に熱中してしまうと、視力や姿勢が悪くなるなどという身体への影響があります。また楽しいと感じるドーパミングが出ることでどんどんやりたくなり、やめるのが難しくなっていきます。
スマホやタブレットの普及に伴い、気軽に動画を見たりゲームができる今、依存せずにうまくつきあっていきたいですね。
ノーメディアデーチャレンジとは
一時帰国中に双子が日本で通っていた幼稚園では、ノーメディアデーチャレンジといってテレビやネットを見ない・使わない日を作ろうという日がありました。
いきなり1日中ノーメディアでなく、食事中や遊んでいるときは見ないなど段階を踏めるようにレベルの紹介もしていました。その時間を使って親子がふれあう遊びの提案もしてくれていて親子で楽しんでチャレンジでき、とても良い取り組みだなと思いました。日本にもこういったことを取り入れている保育施設や幼稚園があるかもしれませんね。
ノーメディアにチャレンジしてみよう
双子は、朝食を食べて幼稚園に行く準備ができたら登園するまで10分ほどテレビを見ていたのですが、ノーメディアデーチャレンジをきっかけにやめました。
最初の1日だけ「見たかったのに」とグズグズ言っていましたが、翌日からは見ないのが当たり前になっていき、習慣づけることの大切さを実感しました。
また、今週はノーメディアウィークだからと意識させることにより、全体的に見る時間を減らすことができました。
テレビやゲームに振りまわされないためにできること
まずは、子どもと話し合ってみましょう。親が一方的に決めるのではなく、子どもの意見を聞いてあげましょう。
「○○と××が見たいんだね。」
「時計の長い針が6のところに来たらおしまいにするんだね」
などと言ったことを繰り返し、子どもが何を希望しているか分かったことを伝えてくださいね。
その上で長すぎるなどと思えば
「お母さんは2つ続けて見ると目が疲れると思うな。」
と自分を主語にして話したり
「晩御飯の時間と重なるから、長い針が3のところまでね」
と客観的な事実を元に提案しみましょう。
また、意図的に親子で遊ぶ時間や日を設け、とことん楽しんでみてください。
どうしてもながら見をしてしまうのをやめさせたい場合は、思いきって食事をする場所からテレビが見えないように設置してみてはどうでしょうか?部屋のレイアウトが難しい場合もあると思いますが、見ない時は布をかけるなど視覚的に変化するよう工夫してみてください。
それぞれのご家庭のお約束をぜひ作ってみてくださいね。
- 子どもと話し合って、見たい番組や利用する時間を決める
- メディアにふれない時間や日を作り、親子でとことん楽しむ
- 食事をする場所からテレビが見えないように設置や配慮する
エルティング家は、ご飯を食べている時はテレビを見ない、親もスマホを見ないと決めています。日本に一時帰国している時は、逆に好きなアニメを見ることができる「メディアデー」を作り、他の日はあまり見ないようにしていました。親子遊びでは、私の両親も含めて円になり、小さいタオルのキャッチボールをしたのが楽しかったです!