やめてほしい指しゃぶり。焦らず安心を伝えると効果あり

子どもの指しゃぶりが気になったことありませんか?園児たちを観察していると、ほとんどのお子さんは指しゃぶりから離れていきます。私の実体験をご紹介致しますね。

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無理に止めさせようとするのは逆効果!

小さい年齢のお子さんが指しゃぶりを始めると、眠いのかな?おなかがすいたのかな?と思えるのですが、少し年齢が大きくなって指しゃぶりをしていたらどうでしょうか?

“もう赤ちゃんじゃないよ・やめなさい恥ずかしいよ”などと、声をかけたくなりませんか?

しかし、子どもは無意識に指しゃぶりをしていることも多く、言葉にして声をかけることで意識させてしまいます。なるべく言葉ではなく他の方法を探してみるのが、指しゃぶりを長引かせないコツです。

手先を使う遊びへ誘うと効果的!

私が関わってきたお子さんは、不安なとき・遊ぶものがないとき・大人にかまってほしいとき等、様々なパターンがありました。

園内では“不安を感じている”ときには、そっとそばに行き優しく背中に触れたり指しゃぶりをしていない方の手を握ったりします。“遊ぶものがないとき・大人にかまってほしいとき”は、手あそび歌をしてみたり、手先を使うブロック遊びや粘土遊びへ誘ったりしています。

すると必然的に指しゃぶりが減ります。気づいた時に手を使う遊びに誘導してみるのと良いでしょう。

指しゃぶりの時間は必ず減る!神経質になりすぎないのが鍵

お母さんが指しゃぶりを不安に感じていると、子どもに伝わって余計に執着してしまう事もあります。

“この時期が過ぎたらきっとなくなっていく”と信じてどんと構えるようにしたら、すんなり指しゃぶりがなくなったというお子さんもいます。

お母さんが心配して不安な時は、お子さんをギュッと抱きしめてみて下さい。お母さんの不安と一緒にお子さんの不安も落ち着き、指しゃぶりも落ち着いていくでしょう。

7秒間ハグをすると、愛情ホルモンが子どもだけではなくお母さんからも分泌されて安心感に包まれる効果があります。子育てに迷いを感じたときは試してみて下さい。

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この記事を書いた人

村上 栄子のアバター 村上 栄子 ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

「未来を創造できる子を育てる」乳幼児専門教育・子育てコーチ
「子ども優先」で主体性を育てる習い事や保育園・幼稚園の環境作りで指導活動中。乳幼児専門おやこ教室「スマイル」主宰。キッズコーチングで地域のおやこの育ちをサポート。

趣味はダンス。動画でも、生でも、踊っているのを見ていると時を忘れる。

都内現役保育士・教諭歴25年/延べ30,000人指導/日本キッズコーチング協会キッズダンスインストラクター

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