夫婦共働きでワンオペ育児だった私は、仕事・家事・育児をうまく回せませんでした。主人は子どもが朝子どもが寝ている間に仕事へ行き、帰ってくるのは23時頃。
帰ってからは戦争のような毎日でした。
そんな中子どもを巻き込んで家事をできるようになるととても楽になったのでその方法をご紹介します。
家事分担は子どもも巻き込む!家族で協力して負担を分割しよう
夫婦共働きのご家庭は毎日が大忙しですね。「子どもとの時間をもっと持ちたい」「家事が回らない」「仕事から帰ってくるとそれだけでもうぐったり」仕事をしながらの子育ては本当に大変なものです。
それに加えて夫の協力が得られないという方も少なくないのではないでしょうか。
わが家の夫は朝7時前に出勤し帰宅は23時頃。月に数回残業で深夜3時頃に帰宅し朝はまたいつも通り出勤していく生活です。そうなるとゴミ出しすらお願いできない日もあります。
できれば家にいる間は寝かせてあげたいとも思いますし、なかなか家事の協力をお願いできないでいました。
そこで子どもたちのできることを増やして、子どもを戦力にしようという作戦に変更しました。
子どもができるお手伝い3選。毎日一緒にいる子どもは強い味方!
家事を大まかに分担しようとすると、子どもにお願いするのは難しいでしょう。そこで工程を細分化してみたり、自分の物だけをお願いしてみたりと細かく考えることがおすすめです。子どもにもできることが見えてきます。
子育てで目指したいのは子どもが自立すること。自分でできることが増えるのは子どもにとっても自信となります。
この記事では実際にうちの子どもたちがやっていることで、私の気持ちがとても楽になったことを紹介いたします。
①洗濯物は個人のかごを用意。子どもも自分で管理しよう!
②お米とぎはボウルとザルを使うと簡単にできる!
③100均の道具でおにぎりを自分で作れるようになろう!
洗濯物は個人のかごを用意。子どもも自分で管理できるようになる方法
洗濯物をたたむ時間が取れなくて、取り込んだまま山積みになっていくととても不便ですね。私は山積みになっているものを見ると自分の家事能力の低さを痛感して気持ちも辛くなっていました。洗濯物を畳まないと着たい服が見つからなくて、また時間がかかっていくし、やっぱりどうにか解決したい。ということで家族全員分のかごを用意しました。
お母さんは洗濯物が乾いたら個別のかごに服を投げ込むだけでOK。
かごの中は「あふれたら片付けよう」というルールと個人管理を徹底しましょう。
かごから直接洋服を着てもいいですし、毎回畳んでしまっても良いです。お母さんの口出しはNG!
あふれたときは片付け方を教えて一緒にやっていきましょう。やり方が分かれば子どもは自分で片付けられるようになっていきます。
お米とぎはボウルとザルで。“家族のために”という貢献心が育ちます
毎日食べる白いごはんにはお米とぎが欠かせません。無洗米を使うか子どもにお願いすると手間が省けます。お米はみんなが食べるものなので、“みんなのためになった”という貢献心が育まれやすいのもおすすめポイントです。
用意するものはボウルとザルです。ザルはお米が通らないように目が細かい方が良いでしょう。
ボウルにザルをセットしたらお米を計量して入れ、あとは水を入れてグルグルとかき混ぜます。ザルを持ち上げて水を流す。また水をいれてと3回繰り返したら完了です。炊飯器にお米を入れて水を線まで入れるというのもコップを使って水を入れるようにすると子どもでもやりやすいです。
ご飯が炊けたら「あなたがごはんを作ってくれたからとっても美味しいわ~」と伝えると子どもも大喜びです。
道具をうまく使おう。子どもが自分でおにぎりを作れると朝ごはんに困らない!
私が子どもの自立を進めて行ってとても楽になったのは、なんといっても朝食作りです。
100均にはいろいろなアイデアグッズがありますね。その中でうちの子どもが3歳から愛用しているのが、小さな丸いおにぎりができる道具です。ご飯を入れて蓋をしてフリフリ振るだけでコロコロおにぎりができあがります。工程が単純ですし、できたおにぎりに好きなふりかけを選んでかけるのも楽しみな様子です。
うちの子はそれまであまり朝食を食べたがらなくて困っていたのですが、自分でおにぎりを作るようになってからは進んで食べてくれるようになり朝の忙しい時間がスムーズに動けるようになりました。
お母さんが何でもやってあげようとすると、子どもは受け身になります。
子どもが自分でできたことには「ありがとう」「できたね」「お母さん助かるわ」と素直な気持ちや感謝を伝えるようにしてください。子どもは自分の行動でお母さんが喜ぶことを知り、また次へのやる気に繋がっていきます。