子どもとお母さんの会話の中では多くを語らなくても伝わることってたくさんありますね。親子だと分かることも、一歩家庭を出ると通用しなくなることがあります。
今回は伝え上手な子になるオススメの方法をご紹介いたします。
子どものやってほしいことは感じ取るのではなく聞き取ろう
子育てをしてると親子の心の繋がりや、いつものルーティンから子どもの要望が言葉がなくても分かることがあります。
お母さんには子どもの要望が分かるので自然と言葉を使わなくなることもあると思います。
最初は少しずつで良いので言葉で伝える習慣を付けると、おうち以外の場所でも自分の要望をしっかりと伝えられるようになりコミュニケーション力が付きます。
伝える練習は2歳からできます。言葉で伝えることが情緒の安定にもつながっていきますよ。
家での練習が子どもの力になる。2歳からは手伝ってほしいときの対処法を伝えよう
2歳と言えばイヤイヤ期。子どものわがままやこだわりが強くなり手を焼く時期です。
この時期の子がイヤイヤするのは“自分の気持ちを伝えること”がうまくできないから。自分の気持ちが伝わらないことや、間違って伝わっていることに対してうまく表現できずに「イヤイヤ」と言います。
お母さんはぜひ「手伝おうか」「一緒にやろうか」とできないことを解決するための言葉を沢山使って会話をしてください。すると子どもは自然に「手伝って」と言えば手伝ってもらえることを覚えて、自分で言葉を使えるようになっていきます。
自分の気持ちを伝えられる子に。繰り返しの質問が伝え上手な子にさせます
先日家族で水風船で遊びました。水風船を結ぶのは子どもの力では難しいので、娘が「結んで~」「水風船作って~」と父親にお願いしていました。
その時にふと思ったのです。以前の娘だったら「はい」と作ってほしい水風船を渡すだけだったなと。
私は日常会話の中で子どもに「手伝う?」「どうしてほしい?」と具体的に質問しています。
子どもは質問に答えているだけで、自分の気持ちを伝える練習が自然とできていきます。
質問を繰り返すことで気持ちを伝えることが習慣になっていき、要望を出すときにも経験が生きて言葉で伝えることができるようになりました。
日々の積み重ねが、相手に自分の気持ちを伝えられる成功体験へと繋がる
私の娘のように子どもは日々の積み重ねで、自分の気持ちを表現する力をつけていきます。
“言葉を使うと自分の気持ちが伝わる”という経験が多くあると、コミュニケーションをとることが楽しくなります。
子どもの要望には「手伝う?」「一緒にやる?」「どうしてほしい?」と質問して子どものコミュニケーション力を育んでいきましょう。