子どもの健やかな成長に必要なのは“認める”こと。過度な褒め言葉は必要ナシ!

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子どもには結果だけでなく過程や成長も認める声かけをしよう

子育てをする中で子どもに対して「すごい」や「一番良かったよ」などと言う場面はありませんか?子どもはこのように言われるとその場では喜んで“もっと頑張ろう”と思うでしょう。

しかし、注意することがあります。これらの言葉は子どもが“周りの子と自分を比べたり、人からどう見えているかを気にしたりするようになることがあるのです。

子どもを褒めるときには結果よりも過程を認める言葉をかけましょう。

子どもも社会の中で生きている。正しい自己評価ができるように声をかけよう

子どもはたくさんの経験を重ねて自立していきます。その過程にはチャレンジや努力など、たくさんの難関が待ち受けています。

お母さんは子どもに励ましやねぎらいの声をかけるときに他者からの評価や他者との比較の言葉をかけられると成長したときに正しい自己評価ができなくなる場合があります。

「〇〇できたね」「〇〇をがんばったね」と本人の努力の過程と事実を見たまま、具体的に伝えることで十分認めることができます。

外で頑張る子どもほど評価が気になることも。できたところを伝えよう

私の年中の娘は元々「すごい」「えらい」と言われるのが大好きです。家ではもちろん、幼稚園でも人一倍頑張って先生に「私すごい?」と聞いています。その向上心はとても良いところだと思って見守っています。

ところが、そんな娘が習い事を始めました。始めは先生がたくさん褒めてくれるので、毎週ルンルンで出かけていました。しかし、課題が難しくなってくると「すごい?」と聞かなくなり、不安そうにレッスンに行き、そわそわすることも出てきました。

ですので、私はすごい!よりも「〇〇ができてたよ」「がんばってたよ」と声をかけるようにしています。

キーワードは「できたね」「がんばってるね」+具体的な成長ポイント

私たち大人もすごいね!えらいね!と評価や褒め言葉を言ってもらえるとうれしいものです。しかし、評価の言葉は使いすぎると逆効果で、その後は評価され続けなければ苦しくなるものです。

また評価の言葉をかけるのは簡単ですが、認める言葉をかけるには観察が必要です。普段から何がどのようにできるようになったのか、どこを頑張っているのか観察して具体的に認める声かけをしましょう。

正しい自己評価ができるようになると自分の人生を自信をもって生きていく子へと成長するでしょう。

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この記事を書いた人

波多野 裕美のアバター 波多野 裕美 ままとこネットライター/キッズコーチング®トレーナー

子どものミライを育てよう  ミライノキ代表
九州初キッズコーチング協会認定トレーナー。気負わず学べる講座。PTA、公民館連合会、教職員向けの講演会や勉強会も好評。個人相談や幼児教室など関わった人数は現在約600人超。9歳4歳の5歳差育児中。

皆の笑顔が大好物。基本的に人が喜ぶ顔を見るのが好き。キャンプでは焚き火をぼーっと見るのが幸せ。

ママガールwebにてコラム執筆中/stand fmにて音声配信中

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