子どもはやってほしくないことをやってしまう達人!成長を促す対応とは

私は5歳の男女双子を子育て中です。はっきり言って、やんちゃです。
小さい頃はトイレットペーパーを階段の上から落として階段をトイレットペーパーだらけにしていたこともありますし、引き出しから服を大量に引っぱりだして遊んでいたことも一度や二度ではありません。窓の柵に赤ちゃんの時に使っていたよだれかけを全部かけていたこともありました。今となってはかわいいものです(笑)

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子どもは好奇心のかたまりだということを忘れずに!

大人がやってほしくない子どもの行動。それは、どうなるんだろう?という好奇心から起きていることが多いです。

0歳の間に好奇心が芽生え、1歳児はやってみたい!というやる気の芽も育っていきます。それが2歳児で育む集中力に繋がっていきます。

命にかかわるような危険なことは別として、やりたいことをやらせてあげることも子どもの成長を促す一歩ではないでしょうか。もし何かを無駄づかいしているとか、周りの人に迷惑がかかることであれば、そこは正してあげましょう。

子どもがやったことには責任を取らせる

ある時、絵の具でお絵描きをしていた我が家の双子。いつの間にか机を絵の具でぐちゃぐちゃに塗っていました。

激怒!したいところでしたがグッとおさえ…

ここで「あれ?」と思いました。どうして机が絵の具で汚れたら、私は腹が立つのか?

  • 私が拭かないといけないから
  • やらないといけないことが増えるから

そこでまた疑問が生まれました。それ本当に私がやらないといけない?

冷静に考えると、実際は子どもたちにもできる!と気がついたのです。お母さんだからって私が全部やる必要はないって。目からウロコの体験でした。

そう。お母さんが全部やる必要はないのです。

子どもがやったことは自分で後始末してもらいましょう。もちろん赤ちゃんにやれと言ってもできませんが、2歳頃には自分でできることも増えていきます。

「テーブルにめっちゃ絵の具塗ってるけど、これどうしたらきれいになると思う?」「ふく」「じゃあお願いね」
たったこれだけでOK。子どもだってしっかりと自分で責任を取ることができるのです。

どうしてそうしたのか?ということに焦点を当てるのではなく、どうすると今の状態が解決するかを考えるようにすると、少し気持ちが楽になりますよ。 

自分で考えて行動できるようになる質問をしよう

わざとではなく、手が当たって飲み物がこぼれるというようなこともあります。
「え~何やってたの?」「気をつけてっていつも言ってるでしょ」「うわ~この忙しいときに限って!」
その気持ち、よく分かります。

こぼした後、どうしましょう?お母さんが拭く?それとも子どもに拭いてもらう?子どもが自分で拭けるようになるために、質問をして考えてもらうのがおすすめ。

「どうしたらいい?」と聞くのが効果的です。「分からない」と答えるときもあるかもしれません。そういうときは「どうやったらきれいになるかなぁ?」「踏んでしまったら靴下がびちゃびちゃになるけど、どうしたらいいと思う?」と具体的に質問してみましょう。

少しずつ自分で考えて行動できるようになっていきますよ。

やってほしくないことをやられてしまったときの対処法
  • 子どもがやってしまったことの片づけ、後始末は自分でさせましょう
  • 「どうしたらいい?」と自分で考えさせてみましょう
  • 「どうやったら〇〇になるかな?」と具体的に考えさせてみましょう

やりたい放題は好奇心とやる気が育ってる証拠。危険だったり人に迷惑をかけていなければオッケー!ぐらいの気持ちで、その状態を解決させるための方法を探ってみてくださいね。

先輩ママさんのおすすめで、うちは絵の具やクレヨンはWashable。洗ったら落ちるものしか置いていません。壁の落書きが消えない!となる前に、絵の具やクレヨンは消せるものしか置かないのも手です。

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この記事を書いた人

エルティング 孝子のアバター エルティング 孝子 ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

アメリカ・オレゴン州ポートランド在住のグローバルキッズコーチ。
国際的な環境で暮らす親子のコミュニケーション力、幸せ力を育むサポートをしている。日米で保育士、児童英語講師、日本語教師として14年間、乳児から中学生にかかわる。その後、着物和文化講師として、アメリカから着物や茶道を通して和の心を伝えている。

趣味はペーパークラフトとティールーム巡り。

2016年生まれの男女双子の母。

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