「うちの子は集中力が続かないみたい。このままで大丈夫?」
「集中力がないと授業中いすに座っていられなくなるんじゃ・・・」
そんな心配をしたことはありませんか?
私はありますー!!
本日は、我が家の次男の集中力を延ばすためにした取り組みをご紹介したいと思います。
我が家の次男も“集中力のない子”でした
わが家の次男は、小さい頃から体を動かすことが好きで、じっとしておくのは苦手。ひとつのことに集中できず、興味が次から次へとうつってしまうタイプなのです。
好きなテレビ番組を見るときですら、トランポリンで跳ねながら見ている始末。このままでは、小学校生活で困ってしまうのでは・・・と心配していました。
そんな次男、小学生になった現在どうなっているかというと…。
担任の先生からは「落ち着きのなさが気になることはありません」と言われています。でも次男に話を聞いてみると、授業中にもぞもぞしたくなることはあるとのこと。
そんな時は空気イスをして耐えているらしいです。ある意味スゴイ(笑)
子どもが集中できる環境とは?
そもそも、子どもが何かに集中できる時間はとても短いと言われています。集中力が継続する時間は「年齢+1分」が目安。
思ったより短いでしょうか?子どもはすぐに他の遊びが気になってしまったり、いすに座っていられなかったり、ママとしては心配になるかもしれませんね。でもむしろ、幼児としては自然なことなのです。
次男を観察していると、目安時間より長く集中している状態があることに気付きました。
それは、外で遊んでいるとき。彼にとって外には「好きなこと」「没頭できること」「探究心を刺激されること」がたくさんあって、それが長く集中できる要因になっていたのです。
- 外遊び(制限なく自然の中で遊ぶ)
- 砂場遊び
- 絵本
- 積み木
- おままごと
これらに共通することは子ども自身のイメージで遊びが広がっていくということ。その条件があれば、家の中の遊びでも十分集中力は育てることができるのです。
外は夢中になれる遊びの宝庫
例えば、うちの息子が夢中になったのは砂遊び。
夕方になって日が暮れても、「砂山にトンネルを通して、水を流し入れるまではやめられない」と完成するまで家に帰らなかったり、また、ある日は「地球の裏側まで穴を掘る!」と言って、もっともっとと没頭して穴を掘り続けていました。
これらは、探究心からくる集中力です。
他にも、虫取りやシーグラス拾い、川でのダム作りなど、外には息子の夢中になれることがたくさんありました。
落ち着きのない息子でも、外で夢中になって遊び尽くす姿を見ていると、集中力とは“学習への集中力”ではなく“夢中になってひとつのことに没頭できる力こそが集中力”なのだと気付きました。
すると自然と息子に「こんなに遊びに夢中になれるなんて、集中力があるね!」と声をかけられるように!!そして、その私の声かけは息子の自信にもつながっていきました。
好きなことをとことんやらせよう
好きなことや興味のあることに没頭したという経験、それから親からの「集中できたね」という承認があると、子どもは「自分には集中力がある」と信じられるようになります。
そうすると、将来スポーツや勉強などに取り組むときに「自分には集中力があるから、頑張れるはず」という諦めない気持ちに繋がります。
落ち着きがないと心配になることもあると思います。でも、夢中になれるものがあれば大丈夫。好きなことに没頭している様子をママはそっと見守ってみませんか?