子どもが目標を持って取り組むときに
親にとっては理解しがたい方法を取ることがありませんか?
娘の鍵盤ハーモニカの練習はストイック。
私のやり方と違っていて驚きました。
口出ししすぎに注意!上達するための練習は効率よりもやる気を重視
子どものやり方についつい口を出したくなることはありませんか?
例えば楽器やダンスなどの練習のやり方。大人は様々な経験をしてきているので効率的な練習方法を知っています。だからついつい子どもにも伝えたくなります。私もついついああしろこうしろと口を出してしまっていたのですが、全くの逆効果でした。
効率的な方法よりも、子どもが「もっとやりたい」と思える方法を見つけたほうがいいんだなと思います。
そのヒントは子どものやりたい方法にありました。
親子・兄弟でも違うかも。個人個人に合った練習の仕方でやる気を保つ
子どもは興味を持つと目を輝かせてチャレンジしようとするでしょう。例えばサッカーに興味を持ったらボールを触ってみたり、持ち上げて見たり、蹴ってみたり。
しかし大人がサッカーは蹴らなければいけないからと「手で持ってはいけません」と伝えてしまうとせっかくのやる気がそがれてしまいます。
やる気に火を付けるために大切なのは、子どもが興味を持ったことを思う存分やらせてあげること。
自分で挑戦するうちに「できた」と思える体験が、次の挑戦へとつながっていきます。
子どものやりたい方法で練習させてみると、親の想像を超える成果が出ることも
6歳の娘が鍵盤ハーモニカに興味を持ち購入しました。
最初はドレミファソラシドを覚えることに夢中。次に1曲弾いてみたくなった娘に『かえるのうた』の弾き方を教えました。
すると1音間違えると必ず最初から弾きなおすのです。
私は間違えた手前から弾きなおせばよいと思ったのですが、それは嫌なようで娘のやりたいようにやらせてみました。そうすると、約30分ほどでスラスラと弾けるようになったのです。
最初から弾くのを繰り返していたので何時間もかかるのではと私は心配だったのですが、予想外の早さに驚きました。
子どものやる気が一番大切。親子でも合う方法が違うことを理解して応援しよう
「最初からじゃなくていいよ」「間違えたところだけを繰り返し練習してみたら」など私のやり方で練習させても子どもはやる気がダウンするばかりです。
実際にそういうこともたくさんありました。
私が子どもには子どものやり方があると理解してからは、子どものやる気が保てるようになりました。
やる気が保てると練習も続けられます。効率ではなく子ども自身の気持ちが大切だったのです。
子どものやりたい方法を尊重するとやる気が保てて上達していくでしょう。