4歳がチャンス!“予測脳”を育てると片づけ習慣が身につく

ちひろ/ライター

「ご飯を食べたら、食器を片づけて!」
もう、何回言ったらわかるの~とため息をついているパパママいませんか?

私も試行錯誤しましたが、片づけの習慣化には“予測脳”を育てることがカギでした!今日は、その方法をシェアしたいと思います。

目次

片づけ習慣を身に付けさせるには“予測脳”を育てるのがカギ

片づいた部屋をキープするのに必須なのが、使ったものを元に戻す作業。これが習慣化できれば、片づけても3日後にはリバウンド…なんて現象を防ぐことができます。


そうは言ったものの「使ったものを元に戻してね」と子どもに声をかけても「は~い!」と返事だけ。何度言ってもなかなかできるようにならない…あるあるですね。

この“何度言っても忘れてしまう”問題に、頭を悩ませるママやパパもいらっしゃるのでは?


この忘れっぽさを克服するためには、先のことを考えられる力である“予測脳”を育てましょう

4歳は先を見通す力が育つ時期。質問して考えさせて“予測脳”を育てる

4歳くらいになると“予測脳”が発達し、計画性が育つと言われています。この時期に“次にしなければならないこと”を想像する質問を投げかけることで、物事を予測する力を鍛えることができます。


まずは子どもにしてほしい行動を、しっかり教えておきましょう。それができたら、今度はその行動をしてほしいタイミングで「この後はどうするんだっけ?」と声をかけます

そうすることで、次にすることを思い出すことができます。思い出せないときは、すべき行動を教えてあげてくださいね。

毎回同じタイミングで、同じ声かけをすることが習慣化への近道

コロナ禍によるリモートワークと子どもたちの夏休みが重なり、家族みんなで食事をする機会が増えたわが家。夫が食器を洗ってくれる機会が増えました!

すると子どもたちが食器をシンクに置きっぱなしにして食洗機に入れないことに、夫が不満を持つようになりました。シンク→食洗機という一手間がもったいない!!というのが夫の主張です。

ちひろ/ライター

夫の食器洗いのモチベーションが下がったら一大事(笑)

私はすぐに子どもたちには食洗機への食器の入れ方を教えました。そして、夫には“同じタイミングで、同じ声かけ”をすると、習慣化しやすいことを伝えました。

ご飯を食べ終わったらどうするんだっけ?


夫が時々イラッとしながらも、1ヶ月近く辛抱強く声かけをしてくれた結果、習慣化してきました

片づけ関連“予測脳”を育てる質問集

今回は食器の片づけを例にご紹介しましたが、1日のうち片づけるタイミングはたくさんあります。
下に例をあげますね。

片づけ関連”予測脳”を鍛える質問

・「玄関に入ったらどうするんだっけ?」
 →靴をそろえてあがる
・「ランドセルをおいたらどうするんだっけ?」
 →宿題と手紙を出す
・「靴下を脱いだらどうするんだっけ?」
 →裏返しになっているのを直して、洗濯かごに入れる

タイミングを見計らって、辛抱強く繰り返し声をかけてあげてください。2週間~1ヶ月ほどで身につくはずです。

いったん習慣化されてしまえば考えなくても体が動くようになり、ママやパパがうるさく言わなくても子どもが自主的に片づけられるようになりますよ。

ちひろ/ライター

個人的実感ですが「片づけなさい」と言うより、スムーズに片づけてくれると感じています!

習慣化してしまえばとってもラク!声をかけ続けるのは大変だと思いますが“1ヶ月チャレンジ”と思って取り組んでみるのはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

亀山千裕のアバター 亀山千裕 ままとこネットライター/キッズコーチング®マスタアドバイザー

小4、小1、3歳の子を育てる転勤族妻。
日々、家族を家事に巻き込む方法を探究し、最高のチームに育てるため奮闘中。プレッシャーを勝手に背負った教育ママが、わが子の「ママの子をやめたい」という言葉に目が覚める。現在は楽しい子育てを実践してもらうべく精力的に活動中。

趣味はファミリーキャンプ。オシャレなキャンプレイアウト研究中。

元養護教諭(保健室の先生)/ライフオーガナイザー®

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