外では優等生、家ではわがまま、というのは実はとってもいいことなんです。外で頑張っている分、家では本来の自分に戻って、ママに甘えているだけなんです。
とはいえ毎日続くとママはしんどいですね。少しずつ軽減できる接し方のポイントをお伝えします!
園では優等生で褒められる。家ではケンカに駄々っ子でまるで二重人格のよう
外ではいい子、家ではワガママな子っていますよね。
園に着くと大きな声であいさつができ、教えられたことはすぐにできるようになるので、必然的に「いい子ですね」と声をかけられることが多くあります。
私の2歳の息子もそのタイプ。すごくきっちりしているので、園に着くと靴をしまう→手洗い→準備→トイレという一連の動作も毎回決まって同じ順序です。自分でさっさとできるので、先生から「えらいね」と言っていただくことがよくあります。
でも家ではまるで正反対。思い通りにならないと泣き叫び、2歳上のお姉ちゃんとケンカなんて日常茶飯事。それを先生に言うとそんな姿は想像できないと言われました。
家での息子は全く優等生ではなく、手がかかることも多くあります
家での息子は自己主張もしっかりできるので、姉とおもちゃの取り合いや座る場所の取り合いは毎日のように起こります。
頑固な一面もあるので「〇〇したい!」と言いだすと、その願いが叶うまでギャン泣き。鎮めるのにとっても苦労します。その反面、願いが叶うとすぐに泣きやむので、気持ちの切りかえは案外早くて助かっています。
保育園ではお友達とのトラブルの報告も聞いたことがなく、お迎えに行くと持っているおもちゃをすぐに片付けはじめるおりこうさんですが、家では全く違う姿を見せてくれています。
ママに甘えているからこそ本来の姿を見せることができる
息子のようなタイプの子は実は結構たくさんいます。外では常に頑張って”いい子”で過ごしています。
息子も園に着くと急にいい子スイッチが入ります。先生が部屋に来るまで待っているときも、ずっとお山座りをして連絡帳を握りしめて座っています。プライドが高く完璧主義なため、ルールや決まりもしっかり守ります。ですがママの前では甘えているため、家では自分本来の姿を出しているのです。
逆に外ではワガママ家ではいい子だと、ママの目を過剰に気にしているということ。そうなると別の対処が必要になりますが、家ではその子らしく過ごせているのなら問題ありません。
評価や結果を気にするタイプだからこそ、ママは過程を評価してあげよう
頑張り屋さんだからこそ人の評価が気になってしまうだけです。
そんな子は、常に周りから「すごいね」「えらいね」と言われることが多く、自分でも「すごい自分でいなくっちゃ」と緊張しているもの。ママは頑張っている“過程”に着目してあげることが大切です。
「今日も一番早くお着替えできたね」より「上手に服が脱げたね」と声をかけてあげましょう。周りの評価で自分の存在価値を決めてしまうと、一番じゃない自分を「ダメな子だ」と思ってしまうことに繋がります。
結果よりもその前の頑張っている子どもに着目すると、結果を気にせず挑戦できる子になるはずです!