乱暴な子どもが落ち着くのは5歳。それまでに大人ができること

我が家の男女双子の息子はとてもわんぱく。2歳頃から物を投げたり、おもちゃを取ったり、枝を振り回したりと無茶をするので目が離せませんでした。パンチもキックも大好き。お友達と遊ぶときはヒヤヒヤしっぱなし。今も悩みは進行中ですが、5歳になって少し落ち着いてきました!

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やんちゃな子どもも落ちつくときがくる

頻繁に起きる兄弟喧嘩。お友達と一緒に遊んだらトラブル発生。悪気があってしたわけではないアクシデントだったとしても、相手の子に当たって怪我をさせたり泣いたりすると申し訳ないし、いたたまれない気持ちになりますね。

私自身、誰かが泣き出すとまたうちの子が原因かもと思ったり、息子に「どうせ乱暴なことをする」とレッテルを貼って接してしまっていたと感じたこともあります

このままではお友達とうまくやっていけないのではと今でも悩むときがありますが、年齢と共に少しずつ落ちついてきたように感じます。

乱暴な行動は年齢も関係している

先輩ママに「5歳が近づくと落ちついていくよ」と聞いていたのですが、我が家の息子も5歳になった今、以前より無茶をしなくなっています。

年齢的な発達と経験により、人を叩くのはいけないことなんだな、おもちゃを取ったらあの子は嫌なんだなと気づいたり知っていきます。衝動的に手が出る時期は本当に目が離せなくて大変だと思いますが、乱暴な行動をした場合は根気よく正していきましょう。

やんちゃな子ほど外遊びをさせよう

戸外で体を思いきり動かすことは、エネルギーを発散できるし集中力も高めます。思いきり走り回れる場所に連れていってあげましょう。虫を見つけたり、葉っぱを集めたり、松ぼっくりを食べ物に見立てたり。自然の中で遊びを見つけると夢中になりますね。写真の森は、私が住むアメリカのオレゴンにあるネイチャーパーク。住宅街のすぐ近くに自然があふれる環境は、親子共々リフレッシュできてありがたいです。

気をつけることは、石を投げたり枝で戦いごっこをしようとすること。危険な行動をしたときは「当たったら痛いよ」「危ないからやめようね」と理由を簡潔に説明して注意しましょう。

大人も心から「ごめんなさい」を言おう

お友達や兄弟姉妹に乱暴なことをしてしまったときは、「ごめんなさい」と謝ってほしいですよね。でも、なかなか謝らないこともあります。大人が「ごめんなさいは?」「何て言うの?」と促さないと言わなかったり。形だけ謝っても本当に悪いことをしたと思っているのか疑問だったりします。

そこで、大人も普段の生活の中で心から「ごめんなさい」と言うことを心がけてみませんか?本心から謝られた経験のある子どもは、自分が悪いことをしたときや間違ったときは謝るという姿勢を学びます。

お母さんやお父さんの姿を見て、子どもも素直に行動するようになるのではないでしょうか。

「ごめんなさい」と言えたときは「言えたね」と認めてあげてくださいね。

先日、先にこうなるから気をつけてねと言っておいたことを結局息子がしてしまい、とっさに「あなたのせいだよ!」と言ってしまいました。息子は向こうの方に走っていき、隠れてしまいました。

あんな言い方をするんじゃなかった、他に言い方があったのにと後悔した私は、息子を抱きしめて「お母さんの言い方が悪かったね。きつく言ってごめんね」と謝りました。

まだまだ反省することも多い子育てですが、できることがあるとわかっているのは良かったなと思います。息子の心の育ちを大切にしながら見守っていきます!

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この記事を書いた人

エルティング 孝子のアバター エルティング 孝子 ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

アメリカ・オレゴン州ポートランド在住のグローバルキッズコーチ。
国際的な環境で暮らす親子のコミュニケーション力、幸せ力を育むサポートをしている。日米で保育士、児童英語講師、日本語教師として14年間、乳児から中学生にかかわる。その後、着物和文化講師として、アメリカから着物や茶道を通して和の心を伝えている。

趣味はペーパークラフトとティールーム巡り。

2016年生まれの男女双子の母。

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