小学校進学の準備。子どもの不安がワクワクに変わるまで

小学校入学って楽しみにする子もいれば不安な子もいるんですよね。
うちの娘は不安で毎晩ギャン泣きして、付き合う私もどうしたらいいのか分からなくてほとほと困っていたんですよね。

でも今はある工夫をしたことで「入学めっちゃ楽しみ」とワクワクしています。
娘の不安を取り除いた私がしたことをお伝えしますね。

目次

先生の態度が変わったことで急に不安になった娘

私の娘は来春から小学生になります。「もう小学生になるんだ!」と子どもの成長が嬉しい反面、寂しい気持ちも入り混じりてきます。

年長さんになって先生の態度も一変しました。

「来年からは小学生だから…」とあいさつや自分のことは自分でやる!というのを徹底いて教えてくださっています。

一方娘はというと、先生の変化を敏感に感じとり急に不安になったようで「小学校に行かない!」と主張をはじめました。日中は私の耳元で「行かない」とささやき、夜になるとぐずりが激しくなってギャン泣きします。

そんな態度を見ると、私も「この子入学できるかな?」と心配になりました。でもある方法を試したところ、娘も気持ちが激変!「入学楽しみ〜♪」とニコニコするようになりました。

今回は、ギャン泣きしていた娘の気持ちががワクワクに変わった私の方法をお伝えします。

お友だちの輪に入れない!でも本心は一緒に遊びたいと思っているもの

娘は人見知りが激しく控えめで繊細なタイプの子です。年長になった今でもあいさつができなかったり、近所の子が話しかけていてもうつむいて返事ができなかったりします。

新しい環境に行くのはとっても不安で、自分から積極的にお友だちに話しかけたり行事に参加したりはなかなかできません。

だからといって一人でいることが好きというわけではなく、本心ではお友だちと仲良くなりたいと思っているのです。お友だちの輪の中に入るまで時間がかかってしまうだけなんです。

それが分かっているので、私は気を長く持って見守るようにしています。

小学校ってどんなところ?先に知ることで不安からワクワクへチェンジ!

不安な娘の不安を取り除くために私が試したことは次の通りです。

  • 気持ちを受け止めること
  • 小学校の建物を見にいくこと
  • 下校している生徒たちを見にいくこと
  • 『小学校図鑑』を図書館で借り、どうやって過ごすのかを知ること

まず大切なのは気持ちを受け止めることです。「行きたくないのね、嫌なら行かなくていいよ」と伝え続けました。

そして学校がどんなところでどんな子たちが通っているのかを一緒に見に行きました。小学校のそばまで行き、下校中のお兄さんお姉さんの様子を一緒に見ました。娘は興味深そうにじっと眺めていました。

最後に小学校ではどんなことをするのかが書いてある図鑑を図書館で借り、一日の過ごし方を見せてみました。私が「給食おいしそうだね!」「みんなで一緒にお勉強してる!楽しそうだね」と楽しくなるような声かけをしたら楽しかったようで、何度か一緒に読み返しました。

人見知りの子はまず観察!“安心だよ”と教えてあげよう

うちの娘のように、人見知りが激しくはじめての場所を怖がる子って、案外多いかもしれませんね。

人見知りの子ってなかなか人の輪に入りませんが、そんなとき、実は観察しているのです。

「ここは安全かな?この人は安心できるのかな?」と思いながら周りをキョロキョロ見渡し、十分観察した上で「ここは大丈夫」と思えたら心を開くことができます。

人見知りの子の不安を取り除くためには、予めどんな場所に行くのか、何をするのかなどを教えてあげることが効果的です。進学前に実際の小学校の様子を見ることで、親も子どもも安心できます。楽しい学校生活を想像させてあげてください。

年長になってしばらくたったころは毎日泣いていた娘ですが、今では「楽しみだな」と言うほど変化しており私も驚きました。

先に知識を入れられたことで、漠然と抱いていた不安が消えたのでしょう。進級・進学が不安な子にはぜひ安心できる手助けをしてあげてくださいね!

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この記事を書いた人

吉田 亜紀のアバター 吉田 亜紀 ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

"子どもの個性を受け入れ自信を育む"
"ママの笑顔が子どもの幸せ"
ママの気持ちに寄り添い、人生で大切な子育ての時間をより良い時間にできるようサポートすることを目的に活動中。

趣味はダンス、テニス、家族でピクニック、ひなたぼっこ。

mamagirlコラムライター/親子リズム体操講師/2児のママ

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