あなたは片づけが得意ですか?それとも苦手?
今日は子どもの片づけのモチベーションをあげる声かけをご紹介したいと思います。
ささいな成功体験を見逃さないで!認められると片づけをもっと進んでやるように
片づけが苦手で悩んでいる…そんなパパママの中には“自分のようになってほしくない”そんな思いから、子どもに「片づけなさい!」とつい言ってしまう方もいらっしゃるのでは?
実は、私の母がこのタイプ。
しょっちゅう叱られていた私ですが、どうしても片づけられるようにはなりませんでした…トホホ。
やみくもに「片づけなさい!」と叱っても、片づけへのモチベーションをあげることはできません。効果的なのはしてほしい行動を始めたとき、している最中にできるだけ早く認める言葉をかけること。
絵本を本棚にしまっていたら「絵本しまえたね!助かるよ」と片づけできた事実をそのまま認めてください。子どもは注目してもらえたことが嬉しくて、さらに他のおもちゃを片づけてくれるでしょう。
子どもの行動に肯定的な注目をすると、習慣化につながる
できた事実を認めるだけで、片づけのモチベーションに繋がるの?と思うかもしれません。
けれど、子どもは私たちが思う以上に、パパやママに注目してほしいと思っています。パパやママの注目には、子どもの行動を変えるすごいパワーがあるのです。
普段できないことができた特別なときだけでなく、当たり前のことでもこれから子どもが続けてくれたらいいな、と思うことを見つけてみましょう。
ささいなことで大丈夫。すかさず認めることで肯定的な注目を与えることができ、より一層その行動をするようになります。
細かな部分を認めると子どもの自信につながる
たとえば、絵本の片づけ。わが家では細かな部分を認めて、片づけへのモチベーションを育てました。
- 絵本を持つ→「お!絵本持てるね。(絵本の)お家まで持っていけるかな?」
- 本棚にしまう→「絵本しまえたね!ありがとう」
- 絵本の背表紙を揃える→「本の向きが揃えられたね!揃うと気持ちがいいね!」
- シリーズ順に並べる→「仲間わけできたね!探しやすくなるね」
その瞬間を逃すことなく認めると、徐々に意欲的に片づけをしてくれるようになりました。そうやってできることが増えた結果、子どもたちは自信をつけていったようです。
努力した課程を認めると、子どもはより意欲的になる
パパやママが努力した過程を認めることで、子どもは“自分のことを見てくれている”“存在を認めてくれている”と実感でき、親に対して信頼が高まります。つまり、子どもを認めることは親子の信頼関係を深めてくれるのです。
親子の信頼関係が深まると、子どもは安心し自信を持って前向きに物事に挑戦する気持ちを持つようになりますよ。
たくさんの認めるチャンスがある片づけ。お子さんと一緒に取り組んでみませせんか?