子どもって無謀なチャレンジ大好きですよね(笑)ユラユラ揺れる遊具とか、足が届かなそうな距離の石を渡ってみたりとか…。親ができる範囲を見極めるのではなく、子どもが見極められるようになってほしいと思い実践してきたことをご紹介します。
子どものチャレンジ精神はどこからくるの?
私は我が子が無謀な挑戦をしようとしていると、止めたくなることがあります。
「ユラユラ揺れる遊具は足を踏み外すのではないか…」などと心配になってしまうんです。
子どもって今までできなかったことにも、怖がらずに挑戦していくことがありますね。親から見るとヒヤヒヤものですが、実はこの体験がすごく大切。
“面白そう”と感じたことを実際に「やってみたい」と挑戦することに意義があります。
自分でやってみたくなったことを、片っ端から止められたらやる気も無くなってしまいますね。子どもの挑戦はどんどん応援していきましょう。
転びそうだなと思ったら「気をつけてね」。どうしたらいいのかを伝えよう
子どものチャレンジを見守っていると、危なっかしいこともありますね。危ないと感じたら
「危ないよ」
「止まって!」
と伝えましょう。
転びそうになったときに
「そうしてたら転んじゃうよ」
と伝えると、案の定子どもが転ぶことがあります。
子どもは言われたことを素直にイメージしてしまい、そのイメージの通りに行動してしまう確率がぐんと上がります。
「転ばないでね」など否定的な言葉も同様に転びやすくなってしまいます。
転びそうになっているときには
「足の周りを気をつけて見てね」
「ゆっくり歩こうね」
と肯定的な言葉で伝えましょう。
子どもはイメージした通りの行動をして転びにくくなります。
ミッションごっこは心配がいっぱい。娘のやる気と安全を守るために私がしたこと
6歳の娘と公園に行ったときのことです。アスレチック遊具に夢中になった娘。私に「ミッションごっこをするからママは見ていて!」と宣言。どうやらアスレチックを何かのミッションに見立ててどんどんクリアしていきたい様子です。
クライミングや綱を渡っていくような所も果敢に挑戦する娘を見て私はヒヤヒヤ。でも止めたい気持ちをグッと抑え、そばで見守りながら「気をつけてね」「よく見て渡ってね」と伝えました。
娘は私の願い通り自分の進む方向をよく確認しながら挑戦。大きなハプニングもなく、アスレチックミッションを終えてとても嬉しそうに「ママ!クリアしたよー!」と笑顔いっぱいでした。
子どもの好奇心とやる気を育み、自ら行動できる力に繋げよう
“面白そう”と感じる好奇心。そして“やってみたい”と思うやる気。この二つが満たされると、また次に気になったものを見つけて挑戦していけます。
心配だからとやる気の芽を摘むのではなく、どうしたらいいのかを伝えて子どもの気持ちを満たしていきましょう。
やる気がある子は行動力があります。自分で考えて行動できる子になっていくでしょう。