小さな「できた!」の喜びを子どもと共有しながら育てよう

ひろみ/ライター

「子どもの成長ってあっという間よ」といろんな先輩ママに言われても、いまいちピンと来ないことって多いですね。でも実際に「この1年でできるようになったこと」などを数えてみたら、本当に子どもってすごいスピードで成長しているんだな、知らない間にできることが増えてるな、と感じます。

何かをできるようになった時に、見逃さずに一緒に喜んであげられたら、もっとじっくり味わえるだけでなく、子どもにとっても良いことがいっぱいあるんです。

目次

子どもは“できた”をいくつも重ねながら大きくなる

子どもは生まれた瞬間からずっと小さな“できた”を積み重ねています。生まれたときは泣いてばかりだった赤ちゃんが、気がつくと首がすわり、腰がすわったかと思うとあっという間に歩き始めます。

生まれて最初の1年間だけでも子どもの成長は劇的ですが、その他にも自分でご飯を食べたり、絵を書いたり、走ったりなどたくさんのことができるようになっていきます。

例えば“絵を描く”という行動も、子どもにとっては小さな“できた”の積み重ねです。ペンを握る力がつき、力加減をするようになったり、思い通りに動かしたりする“できた”の積み重ねなのです。

子どもはできるようになったことをお母さんに見ていてほしい

子どもはコミュニケーションが取れるようになると、小さな“できた”を「ママ、見て!」「見ててね!」と一生懸命アピールします。それはお母さんが「できたね!」と喜んでくれるから、喜んでほしいからです。子どもはお母さんが喜んでくれること、笑顔になってくれることを知っているのです。

一生懸命頑張って、結果が出たときには「頑張ったね!」「たくさん練習したからだね」「ママびっくりしたよ!」とそのまま見たままとお母さんの気持ち伝えてあげてください。

喜びの大きさを「すごい!」「さすが!」と過剰な褒め言葉を使って伝える必要はありません。言葉で伝えきれない程のお母さんの喜びの大きさは笑顔やスキンシップなどで表しましょう。

子どもはいつも頑張っている。「できたね!」で喜びを共有しよう

子どもはできるようになったらお母さんに喜んでほしいと思っています。少し大きくなってもその思いは変わらないでしょう。

発表会でステージに立てたとき、習い事が上達したとき、テストで自己ベストの点数を取ってきたとき。子どもはたくさんのご褒美よりも、お母さんの「できたね!」が一番嬉しいはず。

これからまだまだ続く子育て。先は長いようでいても、子どもはあっという間に大きくなります。お母さんは子どもの日々の小さな努力を見守り、励ましてください。

できるようになったときには「できたね」「できるようになったね」と一緒に喜びを共有してみましょう。

ひろみ/ライター

子どもが一番うれしいのは“お母さんがちゃんと見ててくれた!”という実感。その実感を一番届けやすいのが「できたね!」なんです。ぜひ日々の生活でお子さんの成長を感じた時に「できたね!」と言ってあげて、喜びを共有してくださいね!

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この記事を書いた人

波多野 裕美のアバター 波多野 裕美 ままとこネットライター/キッズコーチング®トレーナー

子どものミライを育てよう  ミライノキ代表
九州初キッズコーチング協会認定トレーナー。気負わず学べる講座。PTA、公民館連合会、教職員向けの講演会や勉強会も好評。個人相談や幼児教室など関わった人数は現在約600人超。9歳4歳の5歳差育児中。

皆の笑顔が大好物。基本的に人が喜ぶ顔を見るのが好き。キャンプでは焚き火をぼーっと見るのが幸せ。

ママガールwebにてコラム執筆中/stand fmにて音声配信中

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