「うちの子、わがままで困っちゃう!」
「うちの子、こだわりが強くて困っているの!」
子育ての中のパパママには、聞きなじみのあるフレーズかもしれませんね。でも、待って!それって、本当に“困った子”なんでしょうか?
実は、その困ったと感じるものの中に、才能の芽が隠れているかもしれません!
“困った”を才能に変える。言葉のチョイスで180度違う印象に
「わがままな子ね」この言葉を聞いてどう感じますか?ネガティブな印象を持たれる方が多いかもしれませんね。
では「自己主張がはっきりできる子ね」は?どうでしょう、ポジティブな印象に感じませんか?
実はこの二つの言葉、同じ子どもに対しての言葉なのです。ずいぶんと印象が違いますね。
“わがまま”のようにネガティブなイメージのレッテルを貼ったらもったいないと私は思います。自分の意見を伝えられることが重視されるこれからの時代にあっては、「自分はこうしたい!」とはっきり主張できることは“いいところ”です。これから先、進学や就職したりする際に、きっと存在感を放つことでしょう。
このように子どもの“困った”には、才能の芽が隠れていることが多々あるのです。
子どもを輝かせる言い換え法を身につけると心が穏やかになる
“短所は長所の裏返し”という言葉があるように、短所だと思っていた部分を違う角度から見てみると長所にかわります。これは“リフレイム”という手法。物事の捉え方の枠組みを変え、ポジティブに捉え直す効果があります。
落ち着きのない子 → 元気な子・好奇心旺盛な子
消極的な子 → 慎重な子・落ち着きのある子
頑固で文句ばかりな子 → 自分をしっかりもった芯の強い子
理屈っぽい子 → 知的な子
おっとりのんびり屋な子 → 穏やかな子
繊細すぎる子?!いえいえ、優しい子です!
以前、私がご相談を受けたママはお子さんが繊細すぎるとお悩みでした。そこで、その“困った”をリフレイムしてみました。そのママからの感想をご紹介しますね(掲載許可をいただいています)。
自分もそうだから、と息子の繊細さがずっと気になっていたのですが「繊細というより、優しいだと思います。」と言っていただけたことはまさに目から鱗でした。自分はなんとか乗り越えてきたけれど、同じように困ってほしくない。男の子だからいじめられないか…と、不安に思っていたものが“彼の優しさ”かもしれないと思うと一気に見え方が変わって、安心できたしとても愛おしく感じました。
困ったをポジティブに捉え直したことで、ママはわが子の良さに気づかれたのでしょう。ほっと安心され、ポロリと涙を流されたのがとても印象的でした。
子どもの特徴を才能として生かせるかは、親の捉え方次第
特徴は特徴。いいとか悪いとかはありません。視点を変え、視野を広げてみると困った子と感じていた子どもの可能性や強みが浮き上がってくるはず!そうなれば、わが子の行動一つ一つが誇らしく愛おしく思えることでしょう。
そう思えたら、ぜひそのことをお子さんに伝えてあげてくださいね。すると子どもの思考もコミュニケーションもどんどんプラスに変わっていき、よりその強みが磨かれていくことでしょう。
どうしても視点を変えるのが難しいと感じたら、全国にいるキッズコーチングの講師を頼ってみてくださいね。一緒にお子さんの才能の芽を探しましょう!
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