子どもに伝えたいほめ言葉。具体的に伝えるのがポイント
子どもをほめるときに「すごいね」と言っていませんか?ほめようとすると「すごいね」「えらいね」という言葉が思い浮かぶ方が多いかもしれません。私もそうでした。
しかし実はこの言葉では子どもは何をほめられているのか分かりにくいのです。
子どもをほめるときは「頑張ったね」「○○できたね」と具体的にほめることがおすすめです。
過程を重視してほめると、やる気も頑張る力もアップする
具体的な言葉にするときのポイントがあります。それは結果ではなく、過程をほめること。
結果ばかりほめてしまうと、子どもを評価することになります。すると子どもは次第に評価を気にするように…。
でもお母さんが望む子どもの姿は、意欲的に努力したり、目標を達成する姿ではないでしょうか。
意欲的な子どもや、努力できる子どもは自分に自信を持っていることが多いもの。
子どもの自信を育てることが大切です。そのために結果よりも過程をほめていきましょう。
空手の発表会で私が掛けたほめ言葉
うちの子たちは空手を習っており、先日発表会がありました。発表会のために普段よりも練習を頑張っていた子どもたち。本番でもしっかり成果を出し切りました。
子どもたちに私がかけた言葉は「頑張ったね」。その言葉を聞いて、子どもたちは今までどれだけ練習したかや、本番での気持ちをたくさん話してくれました。
お疲れ様と用意したケーキにも同じく「頑張ったね」と書いてもらいました。やりきった達成感と「頑張ったらできたよ!」と自信に満ちた表情の子どもたちでした。
“やればできる”と信じられる子どもになる言葉掛け
子どもが“やってみたい”と思い努力を重ねると達成感に繋がり、いずれ自信となります。“やればできる”と思えるとまたやる気が出てくるのです。
子どもの自信が育める「頑張ったね」「できたね」という言葉でほめていきましょう。
私はついつい「すごいね」と言ってしまうので、その後に過程をほめるようにしています。それでも子どもたちは、結果よりも過程を重視している様子が伺えます。
頑張った経緯を認めてもらった子どもは、お母さんに言われなくとも自分から意欲的に努力し、目標を達成する姿を見せてくれるでしょう。