
娘はハンガリーのインターナショナル幼稚園に通っていました。いろんな国や言語の子どもたちがいる中、英語が話せないのにどうやって友達を作るのだろうと心配しながら過ごした日々が懐かしいです。
お友達を思いやれるのは5歳から。3歳児は一人遊びの集団。
ハンガリーの幼稚園は9月始まり。3歳からの入園に備えて、娘は2歳半のプレから通い始めました。娘の園では、初めの数日は親も一緒に教室に入って過ごす方針です。
初めて集団の中に入れるので「お友達と仲良くできるかな?」そればかり気にしていました。しかし、教室に入ってみると、子どもたちは皆それぞれ別のことをして遊んでいます。
国籍が違うから?言語が違うから?理由はそんなことではないようです。子ども同士で一緒に遊ぶというのはまだまだ先でした。


キッズコーチングを知る前のわたし。娘へ的外れな期待をしていた
娘の初登園の日、一緒に教室に入った私はドキドキしながら娘の様子を見ていました。せっかく園に来たのだから、家ではできない他のお友達と関わる姿を見たいと思っていたのです。
ところが娘はお友達どころか先生にもあまり興味を示さず、目新しいおもちゃに夢中でした。挙げ句の果てには他の友達が遊んでいるおもちゃを横取りしに行く始末。こんな状態で幼稚園でやっていけるのだろうかと、とても不安になりました。
思わず「そんことしたらお友達ができないよ」と娘に日本語で声をかけたら、先生に「今なんて言ったの?」と英語で聞かれ、いろんな意味で答えられなくなってしまいました。
思いやりの心が育つのは5歳。お友達の気持ちを優先できる3歳児はいない。
お友達の気持ちを考えたり、自分のやりたいことを少し我慢したり、集団生活の中で不可欠な“思いやりの心”は、5歳ごろから育つと言われています。それまでは、自分と他人の区別がついていないため、相手の気持ちを考える土台がまだできていません。
幼稚園や公民館のような同年齢が集まる場所に行っても、それぞれ自分の好きなことをしている場合がほとんど。二人で砂場で並んで遊んでいるように見えても、一人はお城を作り、もう一人はお団子を作っている。2歳、3歳はそんなものです。
入園直後は園に行けただけで花丸!お友達の関わりは来年からで大丈夫
入園してすぐの3歳ごろは、友達との交流が少なくても心配ありません。お母さんから離れて自分のやりたいことをやっているだけで花丸です。
目の前のおもちゃ欲しさにお友達を押してしまった、なんてトラブルもあるかも知れませんが、思いやりの心が身につくのは5歳です。「そんなんじゃお友達と仲良くできないよ」のようなネガティブな言葉は使わず、シンプルに「貸してって言おうね」と行動だけ正してあげましょう。
新い環境は、楽しくても心細くても疲れるものです。家に帰ってきたらしっかりハグして疲れを癒してあげたいですね。



我が家は4月から下の子が日本の幼稚園へ通うことになりました。キッズコーチングのおかげで入園に際しての不安はありませんが、ハンガリーでは必要なかった入園前の準備物の多さに目が回りそうです。