兄弟げんかで何が心配って、けがをすることはもちろんですが、兄弟平等に接することができているのか?ってことだったりしませんか?いつも片方に負担を強いてしまったり、下手に仲裁をしたことで兄弟の確執に繋がらないかと心配になったり…
今日はそんなパパママにおススメの方法をご紹介します。
兄弟げんかの対処法に正解はない、それぞれの家庭のマイベストを探って
兄弟げんかって、たまにならまだしも毎日続くとげんなりしてしまうことありませんか?来る日も来る日も、それぞれの言い分を聞いて、宥めて、諭して…
パパママお疲れ様です
兄弟げんかについては、このままとこネットでも記事にあがっているので参考にしてみてください!ぜひいろんな方法を試して、それぞれの家庭のマイベストを探っていただけると嬉しいなと思います。
ケンカは感情のコントロールを覚えるチャンス!円滑な人間関係の基礎となる
そして、わが家で試して良かったものもシェアさせてください。それは“子どもの感情に耳を傾けること”です。
伝えたいことのすべては言葉で表すことができない
兄弟げんかがヒートアップして、兄弟に対して「いなくなっちゃえ!」と言ったとします。この場合、本当にそう思っているかはわかりません。
子どもは伝えたいことのすべてを言葉で表すことはできないからです。子どもの少ない語彙の中で、気持ちを伝えるのにちょうど良かっただけなのです。
子どもが今どのような感情かは、姿勢や動き、呼吸、表情、声のトーン、声のテンポを観察することで推し量ることができます。そのうえで、子どもに「今はこんな気持ちだった?」と聞いてみましょう。
感情を言葉に変換すると気持ちが軽くなる
わが家でもしょっちゅうけんかが勃発しています。特に8歳次男と4歳末っ子のけんかが激しくなってきました。危険がない限りは見守るようにしていますが、手が出たところで私はストップをかけ、それぞれの様子を観察して感じているであろうことを言葉にしていきます。
地団駄を踏んでいれば「腹が立っているのね」、眉毛がへにょりとさがっていれば「落ち込んでいるのね」といった具合に。
感情を言葉に変換して伝えてあげることで、子どもたちはこれをされたから腹が立ったんだなとかこれをすると相手は落ち込むんだなというデータを蓄積していっているようです。また、この方法に変えてから“自分だけが我慢している!”という不満が子どもたちからでなくなりました。気持ちを聞いてもらうことは、たとえ問題が解決することはなくてもなんとなく気分が軽くなる…話すことには自浄作用があるのだなと感じています。
感情を表現できると気持ちがコントロールできるようになる
幼いうちは、自分の中に起こっているいる感情や感覚にどんな名前がついているか分かっていません。
パパやママが、観察して気づいた子どもの感情を言葉にして繰り返し伝えてあげることで学んでいきます。まだわからないからと思わずに、ぜひ赤ちゃんのころからたくさんの感情を表現する気持ちを教えてあげてください。
自分の気持ちをうまく表現できるようになると、相手の気持ちも理解できるようになり、感情のコントロールができるようになりますよ。