子どものイヤイヤ!実は梅雨のせいだった?
梅雨時期の不調。大人でも「何だかすっきりしないな…」「イライラするな…」ということがありますね。いつもなら見守れる子どもの言動をつい叱ってしまったり、いつもならできる子どものサポートを億劫に感じてしまったり。ちょっとしんどい時期かもしれません。
実はこの不調、大人だけでなく子どもにもあります。泣いたりぐずったりする回数が増えた、ぼーっとしている時間が増えた、園や学校に行きたくないと言い始めた…などありませんか?もしかすると梅雨のせいかもしれません。
この不調の原因は様々ですが、室内で過ごすことが増えることで行動範囲が狭まること、空間が密になりすぎること、湿度が高くて頭が重だるくなること…などがあげられます。小さな赤ちゃんは気圧の変化で泣いてしまうこともあります。
取り除けない原因を探すより、快適になる方法を探す
自分も調子が出ないときに子どもがイヤイヤし始めると、いつも以上に困ってしまう要因になります。
皆さんは、不調の原因を細かく考えたことはありますか?天気?湿度?気圧?周りの雰囲気?自分の体調?洗濯物でいっぱいのお部屋?湿度のように機械さえあれば解消できる原因もありますが、どうやっても取り除けないものもあります。
そんな時は、原因を深掘りして取り除こうとするのではなく、どうやったら快適に過ごせるかに思考をシフトしてみませんか。難しく考えるのではなく、楽しく行動に移してみるだけ。どんな行動にするかはさておき、そのヒントを少しお伝えしてみようと思います。
子どもも!自分も!梅雨を楽しくする3つのヒント
ゆったりにっこり運動コース
室内で過ごす時間が増えると、自然といつも動かす筋肉を使っていないことがあります。そんな時は、軽い運動をしてみると副交感神経が働いて気持ちがすっきりすることがあります。ヨガやストレッチ、空いた時間に背伸びするだけでも違います。家事の合間に、子どもと遊びながらちょっとだけ…というように、ちょこちょこ取り組んでみてください。
子どもと一緒にする時は、リズム遊びのように動きを一緒にして鏡のように向き合ってすると自然とお互いに笑顔になれます。好きな歌に合わせて軽くできる体操を作ってみるのも面白いです。笑顔は笑顔を呼びます。にっこり幸せ気分で寝るためにも、お風呂上りやお昼寝前のストレッチ体操はお勧めです。
あえての外あそびコース
外と聞くと雨の中?と思うかもしれません。
ですが、普段は避ける雨の中だからこその新しい発見があり、子どもの感性も大いに揺さぶられます。何より、雨の中で遊ぶのが好きな子は大人が思うより多いのです。野外活動を仕事にしている私からすると、大いにやってみてほしい遊びです。お母さんの気持ちの余裕がある時でいいので、ぜひカッパで出かけてみてください。
雨の中を歩くことが逆に親側のストレスになる場合は、館のつく場所に一緒に出かけてみることをお勧めします。公共の施設は雨天ならではのイベントをしているところが案外多いもの。この機会にぜひ博物館や美術館、水族館、図書館、科学館やプラネタリウムなどに出かけてみてください。子ども向けのおもしろ資料館などを探してみると新たな学びや興味関心の広がりになります。
親子でも1人でも夫婦でも!世界を広げようコース
ギネスに挑戦したことはありますか?ギネス記録を調べてみると、本当に簡単なものから難解なものまで多種多様な記録が載っています。ちょっと変わり種ではありますが、ぜひ家族でできそうなことを選び、親子で楽しめる世界チャレンジをしてみましょう。
子どもの個性や能力を発揮できるものを選べば、楽しみながらグッと成長できる体験になりますし、一緒に夢中になれることがあると親子で達成感を共有できます。
また、今までやったことのなかった脳トレや、学習、リモートで体験講座などに挑戦すると世界の広がりやモチベーションを上げてくれるきっかけになります。因みにキッズコーチングの楽しい体験講座もありますので、興味のある方はこの機会にちょっと覗いてみてください。
自分たちに合ったツールを選んで笑顔で過ごそう!
なんとなく調子の出ない時や元気が出ない時こそ、家族で笑い合えるアイディアを模索してみましょう。
子どもの好きなこと、大人の好きなもの、大きな紙に書き出してみてもいいと思います。好き、楽しい、を考えたり、その言葉やイラストに囲まれたりするだけで気持ちが明るくなることもあります。その中から1つ選んでやってみてください。
もし、しっくりこなければ違う方法を試せば大丈夫です。いろいろ試しているうちに家族に合った不調の改善方法がきっと見つかるはずです。大切なのはどう良くしていくか。家族で楽しみながら不調を吹き飛ばしてくださいね。