「夏休みの宿題が終わらない」は多くのお母さんの抱える悩み
夏休みといえば、宿題がたくさん。その宿題がちゃんと終わるように親子で事前に計画表を作成するという方もいるのではないでしょうか。
皆さんのお家ではどのような計画を立てましたか?そして、それはうまく実行できましたか?
うまくいく、いかない理由のひとつとして子どもの生まれ持った特性“気質”が関係していることがあります。夏休み終盤になった今、改めて宿題の取り組み方を見直してみましょう。
今からでも間に合う!子どもに合ったスタイルで計画を立てよう
夏休みの宿題をどのように進めていくか、各家庭で方向性はさまざまだと思います。生まれ持った気質を知っておくと、この計画や実行がスムーズになり、とても役に立ちます。夏休み終盤の巻き返しの参考にしてくださいね。
- のんびり屋な子…人といるのが大好きなので、リビングなど人がいるところで作業する
- やんちゃな子…集中の持続時間が短いので、1回の作業時間を短くして回数を増やす
- 真面目な子…ルーティンが得意。スケジュールを組み、毎日同じ時間に課題に取り組む
- おとなしい子…五感が敏感。音や光などの刺激が少なくし、リラックスできる環境を作る
- こだわりが強い子…いつ何をやるか、自分で作業のペースを決めてもらう
これらの方法は子どもの生まれ持った特性に合わせているので比較的スムーズに進むでしょう。
できる方法は子どもによって異なる。ママのやり方ではなくその子のやり方を探そう
恥ずかしい話ですが、私は子どもの頃に自分の夏休みの宿題が計画的に進んだことがありません。集中する時間も短く、いつも怒られていました。
ところが、子どもたちは最後の数日で一気に仕上げる私と違い、長時間集中できるので毎日コツコツと進めるほうが向いているようです。
“夏休みの宿題問題”は子どもの自立を促すチャンスなのかもしれません。
特性を活かして接すると自分で考え行動するようになる
子どもに気質があると書きましたが、お母さんにも気質という特性があります。
親子で気質が同じ場合はうまくいくかもしれませんが、例えば、お母さんが長く集中できる特性を持ち、子どもが短く何度も集中する特性の子どもの場合、お母さんから「ちゃんとしなさい」「まだ終わってないの?」などと怒られ続けてますます宿題をしたくないと思うことに
子どもの宿題は子どもが乗り越える課題です。ぜひ子どもの特性に合わせて“自分で計画、自分で実行”を目標に、できたと思えるような声かけをしながら“夏休みの宿題しない問題”を乗り越えましょう!