話を聞かない子にはこれ!一斉にこちらを振りむく魔法の方法

あすみ/ライター

2学期が始まりました!マイペースに生活していた夏休み明けは特に、
「〇〇しなさい!」「〇〇の時間よ~」とわが子に声をかける頻度も増えますね。
そんなママの必死の声にも耳を貸さないわんぱくタイプ。
「ねえ聞いてるの?」「何回も言ってるでしょ!」と目を三角にする前に
ぜひこの魔法の方法を試してみてください!
私が教室の子どもたちへの指導によく使っている方法です♪

目次

わんぱくタイプにはこれが効く!10から0のカウントダウン法

こちらが真剣に話をしているのにのれんに腕押し。指示とは関係なく自分の好奇心の赴くままに走りまわっていたり、話を聞いてくれたかと思うとたちまち次のことに目移りしていたり、必死で話をしているママの顔の向こう側を目で追いながら心ここにあらずだったり。

ここでおススメなのが、【カウントダウン法】です!気が散りがちで、自分の思いつくままとにかく行動したいタイプ、ママの話をじっと聞いているのが苦手なタイプに特に有効。方法はいたってシンプルです。指示を出したら、10から逆にカウントダウンしていくだけ。それまで話に集中してくれなかったわが子が、一気に目の色を変えて我先にと行動を変える姿に、きっとママもびっくりしますよ。

競争心に火がつくと、最も燃えるタイプです

好奇心旺盛で行動力もある活発なわんぱくタイプは、実は競争心が強いことが多いのです。長いフレーズで論理的に何かを説得するより、勝敗の分かれるゲーム感覚でハートに火をつけてあげましょう。それまで聞いていなかったように見えても、「さあお片付け、ママとどっちがたくさんおもちゃを箱に入れられるでしょうか?10,9,8,7…」とカウントダウンを開始した途端、それまで夢中だった電車のおもちゃを瞬く間に拾いあつめて箱に突進してきてくれることも少なくありません。

【カウントダウン法】には、子どもにとってたちまち競争に参加したくなるポイントがたくさんあります。

【カウントダウン法】には、競争心を煽られる要素が詰まっている!
  • 体感しやすい短いゴールが決められている
  • 1秒ごとに数字が減っていく
  • 横にいるママも負けじと対抗してきている

このように、勝ち負けにこだわるわんぱく行動派タイプの注意を一気に引くには、とってもおススメの方法なのです。

子どもによって、何かを指示される際にも理路整然と因果関係を説得されるほうが腑に落ちたり、楽しそうな雰囲気を全面に押しだされるほうが心が惹かれやる気が出たりと、さまざまな違いがあるのです。競争心に火がつくと最も燃えるこのタイプには、ぜひカウントダウン法を試してみて下さいね。気質心理学に基づいた子育てのヒントです。

聞いていないように見えて、勝負ごとは聞きもらさない情熱家

私は未就学児対象のリトミック教室を運営しています。レッスン中、私の指示を聞かず、気の向くまま活発に動きまわる元気なお子さんもたくさんいます。それは、好奇心旺盛でチャレンジ精神に富み、積極的であることの証でもあります。教室ではそれぞれ、その子しか持っていない強みを見つけ、その子の意欲を引きだす声かけを徹底しています。

3歳クラスのHくんはまさに典型的なわんぱくタイプ。その日も一人ずつ渡した太鼓を始終元気に鳴らしてくれていました。ピアノの音の強弱を聴きわけながら、連動して力加減も調整しながら太鼓を叩く狙いがある活動です。思う存分太鼓の音を自分なりに鳴らして実験を試みた後は、ピアノに注意深く耳を傾けてほしいというのが指導者の私としての意図。

ところが、ピアノに耳を貸さず太鼓を叩くことに夢中になっているHくん。こちらの指示の声も全体に行きわたりません。

このようなケースで私がよく用いる方法、それがカウントダウン法です。「誰が一番小さい音を出せるかな?さあ競争!10,9,8,7…」と投げかけ、声のボリュームも徐々に落としていきます。

教室全体が心地よい緊張感に満たされ、めいめいが体を小さくして慎重に太鼓の音を弱める中、くるりとこちらを振りむき集中した顔つきで誰より早く反応してくれたのがHくんでした。話を聞いていないように見えて、勝負ごとへのアンテナは誰よりも敏感なのです。

教室全体が静まりかえり、全身に神経を張りめぐらせる練習は完璧にマスター!その日はこれまでで一番音に集中し、力のコントロールに細心の注意を払いながら音と動きの一致を体現することができました。

その30分後には、レッスンが楽しくて、帰り際なかなか靴を履こうとしないHくんの姿が。内心嬉しい気持ちでいっぱいになりながら、もう一度!「さあ靴を履くの、先生とどっちが早いか競争!10、9、8…」

瞬く間に靴を履いて走るように家路に着いたHくんだったのでした。

話を聞いてほしいときには、勝気な気質にアプローチ!

特にわんぱくタイプが集まると、一度盛り上がるとなかなかクールダウンできないことも多いものです。

お友達同士で楽しくて公園からなかなか帰れない、兄弟で遊びに夢中でなかなか食卓についてくれない、といったケースにも有効なカウントダウン法。ママのとっておうちでの子育てにも、またお友達同士など集団をまとめるシチュエーションにも役に立つ魔法の方法です。

競争によってハートに火がつき一斉にこちらの指示に集中してくれる勝気な気質が可愛くて思わずほくそ笑んでしまうくらい、即効性がありますよ。ぜひ試してみて下さいね。

話を聞いていない、とわが子を歯がゆく思う前に、その子に効くアプローチで親子ともにハッピーに。夏休み明け、口うるさくなりがちな時期の子育ての、何らかのヒントになりますように。

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この記事を書いた人

南波明日美のアバター 南波明日美 ままとこネットライター/キッズコーチング®トレーナー

”ママの強みと子どものキラリを引き出し伸ばすコンシェルジュ”
「子どもの資質を開花させ、幸せな子育てを応援する」を理念に掲げるリトミックスタジオkirari代表。約3000人の子どもをリトミック指導。【親子の非認知能力】を底上げするリトミック教室として、大人向けの子育て講座、講演なども行う。

趣味は箏、読書、家族でキャンプ。テントの中でのお昼寝が至福のひととき。

元国際線CA/3児の母

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