年の近い兄弟を育てるのはお母さんが体力的に辛いこともありますね。妊娠中からそれは始まっていて、上の子のお世話をしながらつわりと戦う、なんて状態もあると思います。
ちょっとしんどくても上の子に愛情を伝えられる、いい方法をお伝えします。
子育て中の妊娠。子どもへ愛情を伝えて赤ちゃんの誕生を一緒に楽しみにしよう
妊娠は新しい命を迎えるとても嬉しいできごとですね。
でも一人目の妊娠は自分のペースで過ごせていたけれど、子育てをしながらの妊娠となるとなかなかそうもいきません。上の子のお世話をしながら休めるときに休みたいけれど、家事もあるしなかなか休めないということがありますね。
妊娠期間に無理をしてしまうとお腹が張ったり出血したりというリスクが伴うので、できるだけ避けたいもの。
そこで今回は、お母さんが無理のないように休みつつ、上の子への愛情もたっぷり伝えられる方法をお伝えします。お母さんも子どもも愛情を実感しながら、新しく生まれてくる命を一緒に楽しみにすることができます。
体調が悪くてもできる!7秒ハグでたっぷりの愛情を伝えよう
子育てをしながら悪阻が酷かったり体調が悪くなると、母として子どもにしてあげたいことを満足にできなくなり辛くなることがありますが、子どもが愛情を感じていれば大丈夫です。きっとお母さんの心強い味方となってくれます。
愛情を伝えるとても簡単な方法は“7秒ハグ”です。
毎日7秒抱きしめて「愛してるよ」と伝えます。7秒触れ合うことで愛情を促進する脳内ホルモン“オキシトシン”が分泌されます。
オキシトシンは幸せを感じたり、ストレスを緩和させたり、信頼の気持ちが増すという効果があります。
できたら“布団に入る前”や“行ってらっしゃいのとき”というように一日の中で一度タイミングを決めて行うと、必ずその時間に子どもが「愛されているんだ」と再確認できるのでおすすめです。
ママは愛してくれているという安心感から優しい気持ちが生まれる
私は子育てと仕事をしている中で3人目の妊娠が分かりました。
妊娠7週には体調が悪く仕事以外は眠たくて家事もまともにできませんでした。毎日なんとか白いご飯を炊き、おかずはテイクアウトや冷凍食品。
そんな私を見て子どもたちは、おかずに卵焼きを焼いてくれたり「ママは寝ていていいよ」と言ってくれたりしました。必ず私の味方をしてくれました。
うちでは毎日7秒抱きしめることと「愛してるよ」と伝えることを習慣にしており、これが子どもたちの優しさにつながったと思っています。
子どもが不安になるのは「お母さんは愛してくれていないんじゃないか」と自分を否定的に感じてしまうから。いつも「ありがとう」「助かるわ」「愛してるよ」という言葉をかけることで、子どもたちは自分にも行動にも自信がついていました。
子どもが最高の味方に。お母さんの愛情が子どもの自信の基盤です
自分の身体が思うように動かせないもどかしさの中で、子どもが最高の味方となってくれるとお母さんの気持ちはぐっと軽くなります。
赤ちゃんが生まれるまでのマタニティ期間。子どもも一緒に楽しめるようになるには、お母さんの愛情がしっかり伝わっていることがポイントです。
毎日の7秒抱きしめる習慣でお母さんも子どもも幸せな気持ちになれます。
ほんの7秒という短い時間でできる愛情習慣です。お母さんの愛情は子どもの自信の基盤となり、お兄ちゃんお姉ちゃんとしても心優しくなってくれるでしょう。