クリスマスプレゼントは1人ひとつじゃなく、みんなでひとつもあり

ゆみ/ライター

毎年クリスマスが近づくと思い出すエピソードをご紹介します。「キッズコーチングを知って何がよかったですか?」と聞かれたときはいつもこのお話をしています。

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願いを込めたプレゼント。でも遊び方は「違う、そうじゃない」

クリスマスが目前にせまり、テレビのCMも百貨店の陳列もプレゼント一色ですね。

今年はどんなプレゼントを選びますか?プレゼントの売り文句は、子どもの興味を引くだけではありません。知育の要素が入っていたり、体の発達に役立ちそうなものだったりと、親の想いをくすぐる要素もあります。

多かれ少なかれ私たち親は、子どもに対して「こうなってほしい」という願いがあるもの。とはいえ、子どもとは親の期待通りに行動しないものです。兄弟に同じおもちゃを与えても、遊び方が全く違うことも。

そんな時でも著者が兄弟に優劣をつけることなくただ”違う”のだなぁと受け止められているのは、キッズコーチングのおかげでした。

説明書通りの姉vsクリエイティブな弟 どちらが優秀?

我が家には二人の子どもがいます。3歳差の姉と弟です。ある年のクリスマスプレゼントに二人にレゴのセットが届きました。

姉は説明書をみて丁寧に見本と同じものを黙々と作り上げていきます。形だけでなく色も見本通りに仕上げてとても誇らしげです。弟は説明書には目もくれず、頭の中にあるイメージをどんどん形にしていき、オリジナルの武器ができあがりました。こちらも自信満々です。

こんな二人をみてどちらが優秀だと思いましたか?かつての私は、説明書どおり作れる姉の方が賢いと感じたかもしれません。弟の方がクリエイティブな才能があると評価したかもしれません。キッズコーチングに出会い、それぞれの気質を理解している今は、どちらが優秀かと考えることもなく「気質の違いがもろに出てるな」と興味深く観察しています。

同じおもちゃでも兄弟で遊び方がちがう。理由は生まれつきの個性

たとえ同じように育てた兄弟でも、それぞれちがった個性があります。

子どもは生まれながらに持っている気質があり、引っ込み思案なのも、じっとしていられないのもその気質が影響しています。育て方のせいだけではないのです。それと同様に、目で見たことを真似するのが得意な子、耳で聞いて想像するのが得意な子、とにかく体を動かしてやってみるのが得意な子など、特技にも違いがあります。それは優劣ではなく個性です。

子どもひとり一人をみて「この子は〇〇が得意なんだ」と理解できると他の子や兄弟間で比べる必要がなくなります。それぞれが得意なことで、楽しく遊べたら、同じおもちゃで違う遊び方をしていたとしても、それも個性として受けとめることがでるからです。

個性は特技の違い。気質診断®︎で子どもの得意がみつかります

子どもの特技を生かすことは、習い事や進路を決めるときだけでなく毎日のコミュニケーションの方法にも使えます。

見るのが得意な子には長々と説明するより動画でお手本を示すと理解がスムーズです。聞くのが得意な子には、無理に目を合わせなくても十分こちらの話が伝わっていることも。行動パターンや理解の仕方のクセを理解することでコミュニケーションがスムーズになります。話が通じやすくなるので、叱る回数が減るかもしれません。

最近子どもを叱ってばかり、兄弟やお友達とついくらべてしまう。そんなお悩みがある方はぜひ気質診断®️で子どもの得意を見つけてみましょう。子育てがもっと楽しくなりますよ

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この記事を書いた人

わたなべ ゆみのアバター わたなべ ゆみ ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

ヨーロッパ在住8年目の駐在妻。
日本人がいない街で初めての妊娠、出産、子育てを経験し“ママがおしゃべりできる場所”の必要性を実感。海外で頑張る駐在ママの笑顔を支えるべく、オンラインでの子育て相談を始める。波乱万丈な人生経験とキッズコーチング の論理的な知識で『安心』と『癒し』を提供。

趣味はハンガリー刺繍とビーズ工芸。KinKi Kidsのファン歴25年。

6歳と2歳の子どもをホームスクーリング中。

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