お手伝い、自分ばっかりやらされていると感じさせない工夫

ともか/ライター

我が家は1歳~7歳までの4人の子どもがいます。兄弟それそれへのお手伝いの頼み方についてまとめてみましたので、兄弟間でのお手伝いの配分について悩んでいる方はぜひ、読んでいただけたら嬉しいです。
 

目次

お手伝い「自分だけ」と感じさせない工夫で、反発を回避しよう!

兄弟姉妹を育てている皆様、普段急に手伝ってほしくなった時のお手伝いの分担はどうしていますか。

近くにたまたまいた1人にお願いすると「えー嫌、何で私だけしないといけないの?」なんて返事が返ってくることもあるかもしれません。

我が家もまさにそれが日常茶飯事。できるだけ「私だけ手伝わされてばかり」と感じさせずに、スムーズにお手伝いしてもらえるためにはどうしたらよいか試行錯誤してきましたので、今回はその一部をご紹介させていただきます。

1歳でも、家族の誰かのためになるお手伝いはたくさんできる!

一番上の7歳の子にお願いするのは、主に下の子が危険なことをしているなどの緊急のこと。急ぎだけど、どうしても私が行くまでに時間がかかってしまうときに一番安全に対処できるため、7歳の子にお願いします。

5歳と3歳の子は私が「助けて」と言うと、進んで助けてくれることも多いです。それでも「○○ちゃんこれやって!」と指示に近いお願いをすると「えーなんで私だけ?」と反発されることもあります。なので「ママ今困っているんだけど、誰か手伝ってくれる人いる?」と言うように、自主性を大切にするように意識して声を掛けています。

1歳の子はうまくできないこともあります。それでも「これを○○ちゃんに届けてあげて」「これを洗濯機に入れてくれる?」「○○ちゃん泣いているからよしよししてあげて」などはできることも多いので、これらのお手伝いをよく担当してもらっています。

年齢による心の発達によって、お手伝いへの姿勢は大きく変わる

年齢によってもお手伝いを進んでしてくれることが多い時期、してくれないことが多い時期があります。

1歳はやる気が育つ時期で、意欲的に物事に取り組みやすい時期。3歳も自立期と言って、自分でやってみたい!という気持ちが芽生える時期なので、比較的進んでお手伝いしてくれる時期になります。5歳も相手を思いやる気持ちが芽生え始める時期なので、助けてくれやすい時期になります。

それに対して2歳と4歳は自分の意見をしっかり持ち自己主張をしっかりする時期なので、自分の意にそぐわないときや、強制する声掛けに対しては反発することも多い時期になります。

ここでは1~5歳までの年齢に触れましたが、強制せずに自主性を大切にする声掛けをすることで、どの年齢においても反発せずに進んでお手伝いしてくれるようになり、お互いに気持ちよく過ごせる確率が上がります。

家庭円満の秘けつは、家族全員が自分のできるお手伝いをすること

効率や正確さなどを考えると大きい子にお手伝いをお願いしたくなることもあります。しかしお手伝いはお互いを思いやる気持ちから生まれるものです。大きい子に「自分ばっかり」と感じて嫌な気持ちにさせないことも思いやり。

ぜひ家族それぞれができるお手伝いを探して、みんなで気持ちよく助け合って生活していきましょう。

そうすることでお母さんの時間の余裕も生まれ、ひいては心の余裕も生まれるので、家族の笑顔の時間も増えていきます。

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この記事を書いた人

あおのともかのアバター あおのともか ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

親子に寄り添い笑顔を引き出す子育て講師。キッズコーチング®Emi-Sachi代表。

子育てに悩みは絶えないかもしれない。それでも1度きりの子育て、1度きりの子ども時代を少しでも幸せな日々にしてほしい。そんな思いから“365日大好きがあふれる幸せな日々に”を理念に、毎月子育て講座、個人セッションを開催中。

趣味は子どもの服作り。ブラックチョコをお供にブラックコーヒーを飲むのが至福のひととき。元看護師/mamagirlライター/4児の母

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