兄弟げんか、少しでも減ったらうれしいと思うお母さんはいらっしゃいますか。今回は兄弟げんかを未然に防ぐという観点から書きましたので、読んでいただけたらうれしいです。
視点をくるっとチェンジ!そもそも兄弟げんかが無くなれば、対応にも悩まない
兄弟姉妹を育てているお母さんの中には、毎日のように起こる兄弟げんかに頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。わが家も4人兄弟「よくもこんなにけんかできるな」と、もはや悩むのを通り越して感心してしまうほど毎日のように兄弟げんかをしています。
兄弟げんかについてのご相談のほとんどは「けんかが起きた時にどう対応すべきか」なのですが、そもそも兄弟げんかが起きなければ対応に悩む必要もなくなります。
兄弟げんかを全て無くすのは難しくてもちょっとした工夫で頻度は減らせるので、次の段落から具体的に見ていきましょう。
たくさん寝ると心も元気回復!心に余裕があるとお互いに思いやり仲良く遊べる
冬休み初日、朝からやけに家事がはかどると思ったら、普段私にべったりの1歳の次男を含めて兄第4人で仲良く遊んでいる姿が目に飛び込んできました。
私1人の時間があるうれしさに加えて、普段では珍しいくらいに仲が良い時間が続いていたことにもびっくり。
そこで理由を考えてみたところ、前日に普段より早く寝ることができ睡眠時間が十分に取れたことが思い当たりました。
子ども達の習い事などもあり寝る時間が遅い日が続いていた中で、その日は私自身も疲労困ぱい。
いつもの日課である家族みんなで“家の中を片付けてから寝る”と言うのを全て放棄して、子どもと一緒に早く寝ていたのでした。
兄弟仲良く遊んでいるのはどんなとき?理想の状態を分析しよう
キッズコーチング®でお伝えしている理論の1つにソリューション・フォーカス・アプローチというものがあります。言葉にすると難しく感じるかもしれませんが、要は“どうしたらうまくいくか”に焦点を当ててアプローチする方法になります。
“どうしたら兄弟げんかが無くなる(減らすことができる)のか”
我が家の場合は十分な睡眠時間を確保することでした。
眠たい時は自分の意見を押し通そうとする子も、十分な睡眠を取り心が元気な状態を整えてあげるだけで自然と、意見が合わないときは相手を思いやった声をけることができ、お互いに譲り合いながら遊ぶことができるようになりました。
子育てに正解は無し!“すべき”は手放し、試行錯誤で理想の未来を手に入れよう
休日の前の日などは、ほっと一息家族で夜更かししてしまうこともあるかもしれません。それも家族団らんの大切な時間で、素敵な時間の使い方の1つです。
でも子どもが小さければ小さいほど睡眠時間は必要で、機嫌に影響を与えるのも事実。
もし早く寝たくても“すべき”ことがたくさんあって遅くなってしまっているのであれば、1度思い切って全部次の日に回して、子ども達と一緒に早く寝てみるのはどうでしょうか。
次の日十分な睡眠がとれて機嫌のよい子ども達が兄弟仲良く遊んでくれたら、前日の残っている“すべき”ことが思いのほかすぐに片付いてしまうこともあります。
子育てに絶対的な正解はありません。その時々の状況やお悩みに合わせてぜひ“どうしたらうまくいくのか”を考えてどんどん試してみてくださいね。