目標が失敗するのは一つの行動が大きすぎるから。行動を小さく分けよう。
今年こそダイエットをがんばる!今年こそ子どもに優しくする!今年こそ…
1月は一年の目標を立てやすい時期です。お母さんたちも、もしかしたら家族と一緒に目標を立てたかもしれません。
そして、三日坊主になってしまった、という方も多いのではないでしょうか。
もし、目標をたてたけどうまくいかないというお母さんがいたらぜひ確認してほしいことがあります。
その行動を“もっと小さく分けることができるのでは?”ということです。
スモールステップ法で小さな“できた”を重ねるとハードルがぐっと下がる
目標は高ければ高いほど、達成したときの喜びがあります。また、達成したときのことを考えるとワクワクします。
しかし、目標が高ければ高いほど、行動を変えるのがとても大変です。
このときに使える手法があります。
それは“スモールステップ法”という方法です。
目標までの行動を小さく分けて、少しずつできたという達成感を積み重ねていく方法です。少しずつできたことを重ねた結果、目標に到達している。という方法です。
9時に寝よう!を達成するために行動を小さく分けると、時計を見ることから始まる
例えば「今年は夜9時に寝よう」と目標を立てたとします。これをいきなり「今日から9時に寝ます。9時だ、さあ寝よう!」と行動開始して、さらに毎日続けるのは意外に大変です。
9時に寝るというのは、小さな行動の積み重ねの先にあると考えましょう。
まず、9時に布団に入りたいのでしょうか、9時に眠った状態になりたいのでしょうか。9時に布団に入りたいのであれば、それまでの小さな行動があります。
お風呂やはみがきや明日の準備、トイレなどです。
もっと言うと、9時前に時計を見るというところから始まります。きっと他にも小さな行動に分けられることがあるでしょう。
このように小さく行動を分けていくと、9時に布団に入るまでの負担が簡単になります。
どんなに大きな目標も小さく分けるとできることの積み重ねだった!
千里の道も一歩から、という言葉もあるように、いきなり大きな目標を立てると心のどこかで“本当にできるかな?”と思ってしまうものです。
ぜひ、行動を小さく分けて少しずつチャレンジしてみましょう。
たくさんの小さなできたを経験していくうちに、振り返ったらここまでできていたということがあるでしょう。これが自信につながります。
すると、また次の行動を起こしやすくなります。
最初の一歩は小さく、簡単で、絶対にできることにしてください。
スモールステップで、それぞれ立てた今年の目標をみんなで達成しましょう!