みなさまのお住まいの地域では雪は降りますか?今回は普段雪が降らない地域に住むわが家で起こったプチ事件についてのお話です。
慣れない雪を不安がる娘と秘密の雪遊び特訓
私の住む街では滅多に雪が降りません。数センチ積もっただけで交通がマヒし、学校や幼稚園が休みになるような雪に不慣れな地域です。そんな私の街にも、先日10年ぶりに雪が積もりました。きっと子どもは雪遊びを楽しみにしているだろうと思い込んでいたら、意外にも小2の娘は浮かない顔。完璧主義で、失敗したくないという思いが強い娘は、雪遊びに不安を感じていたのです。たとえ遊びであっても失敗したくない。それが完璧主義な娘の本音でした。そんなときは“コソ練”がおすすめ。誰も見ていないところで、遊ぶ練習に付き合ってあげましょう。
完璧主義が強い子は、たとえ遊びであっても失敗したくない
「遊ぶのに練習?」と不思議に思われた方もいるかもしれませんね。
完璧主義が強い子は、不慣れな環境が苦手なのです。これから起こることをイメージして準備するのが得意な反面、不慣れな環境では「もし〇〇したらどうしよう」という不安もたくさん想定しています。滅多に降らない「雪」という状況で、転ばずに歩けるか、きれいに雪玉を作れるか、などなど心配がつきません。
そんなときは、事前に練習をしておくと安心です。誰も見ていない、失敗しても大丈夫な環境でこっそり雪の上を歩いてみる、雪玉を作ってみる。感触さえ掴めれば、自ら遊びの輪に入っていくことができるのが完璧主義の子の特徴です。
初めてのことが不安なら、事前にコッソリ練習しておこう
雪の日の登校前、滅多に降らない雪にウキウキしている私の隣でとうとう娘は泣き出してしまいました。気持ちを聞いてみると「雪が怖い」とのこと。
そこで、登校班の集合場所に行く前に、家の庭で雪の上を一緒に歩いたり、雪玉を作ったりを練習してみました。ほんの数分のことですが、実際に雪に触れて安心したのか「大丈夫そう」と言ってあっさり出かけていきました。
これまでも、縄跳びや鍵盤ハーモニカなど、新アイテムに遭遇するたびに不安センサーが発動して“コソ練”をしてきた娘ですが、雪遊びにもコソ練が必要だったとは。私にとっても新たな発見でした。
完璧主義も生まれつき。だから育て方のせいじゃない!
娘の完璧主義は、3歳頃からその兆候が顕著になってきました。初めてのことになかなか挑戦しないのです。他の子どもたちが気後れせずに参加する中、わが子だけが参加できないことも。
そんなときは「私の育て方が悪かったのかな」と自分を責めたこともありました。しかし、気質診断®︎を受けて、娘の完璧主義は彼女が生まれ持った個性なんだとわかってからは気持ちがとっても楽になりました。完璧主義ゆえ、消極的に見えることは“コソ練”で解決できるとわかったからです。
自分の子どもであっても、一人の個性を持った人間です。想定外の行動に振り回されたり、手に負えないと悩んでいたりしませんか?気質診断®︎では、お子さんが生まれ持った個性を知ることで、最適なアプローチ方法がわかります。
「私の子育て間違ってた?」「子どものことがわからない」と悩んでいる方は気質診断®️を受けてみてください。子育てがきっと楽になりますよ。