1人でできたよ!入学準備で今からやっておきたい毎日の持ち物準備のコツ

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“自分で準備する“という準備がスムーズな学校生活をつくる

入学準備にはどんな準備があるでしょうか?
持ち物。服装。ルール。知識。学習環境。いろいろとありますが、その中で”自分で準備をする”という力がついていると、子どもの生活のリズムを整え楽しい学校生活を後押ししてくれます。

小学生では、授業が始まる前に、机に必要な物を出しておく、トイレなどを済ませておく、着替える…などなど、自分で意識して準備しておくことが求められます。
そこで必要なことは先を読む力や優先順位をつける力です。うちの子、こういう力はのんびりと育っていくタイプかなぁ…と思われたら、ぜひ親子で今から準備する練習を始めてみませんか?

忘れ物ゼロの準備を目指すなら、まず計画!

翌日の準備など、1年生のうちに1人でできるようになるためには、少しずつ“自分のことは自分でする”習慣をつけていくと効果的です。
そのためには、まず計画を立てましょう♪ 難しく考えるのではなく、場所と時間を把握するところから始めるだけ。自分の持ち物がどこにあるのか、どの流れで準備するのかを親子で確認してみましょう。

そして子どものいつもの行動やくせを考えながら、自分1人で支度するための時間配分を考えます。

寝るまでにできる準備はいつから取り組むのか、朝の支度の時間を考えて起きる時間を決める…など、親子で一緒に考えておくと、支度がスムーズになります。

一覧表やチェック表、見える化を楽しく♪

準備する物やしておくことなど、親子で話し合ったら、次は楽しく可視化すると実際の行動に移しやすくなります。

可視化とは“目で見てわかる”ようにすること。1人で準備する時に助けになる一覧表や、できたかな?を確認するチェック表などを一緒に作ると子どものやる気も上がります。

作るのは苦手…という人は、市販のものもありますので、そこに飾りシールを貼るだけでもオリジナル作品になります。

まずは一緒に。1つできたら次は1人で…とスモールステップでやってみよう

小学2年生のいるわが家も一覧表を作って準備しています。ただ、わが家はなかなか習慣が定着しない楽天家男子。すぐ気にしないモードになるので学校でも確認できるようランドセルを開いたところにチェック表を入れています。

まだまだ修行中です。それでも“自分で準備“は年少さんから始めたので、旅行やお出かけ(楽しい事)となると完璧に準備してくれます。時折「お母さんこれ要るんじゃないん?」とまで言うように。1つ1つ最初は一緒にやってみて、できることが増えたら1つずつ本人にお任せのコースでがんばってもらえたら嬉しいですね。


子どもは進学した日から急に小学生ができるようにはならないので、4月から1人でやりなさいと言わないで、ゆっくりのんびり成長してもらいたいなと感じつつがんばってもらっています。

大事なことは、結果ではなくどう取り組んだか

子どもの特徴によってなかなか”1人で準備する”が定着しないタイプもいます。やり方がその子に合っていないこともありますが、何よりも子どもが昨日の自分よりちょっと工夫できたな、頑張れたな、と思うことが大切です。

「いきなり出来るようにはならない、ならない♪」と親側も気持ちに余裕を持って見守ってください。
「1人でできたよ!」と子どもが言ってくれたらまず1つ花丸です。

完璧でなくても大丈夫。しっかりできてないな、時間かかりすぎだな、まだ用意できてないものもあるし…と思ってしまうのは大人の都合。準備が足りなくて困ってもその経験が子どもをひとつ成長させてくれます。

1つ大人になったねと一緒に喜び合うことや認めてくれる親の笑顔が子どものモチベーションを上げる何よりの魔法です。子どもがコツコツと取り組んでいる経過をしっかりと見守ってみると、子どもの頑張る姿にほっこりさせられるはずです。

ゆきほ/ライター

子どもの成長に不安があるな…と思ってしまったら、ぜひキッズコーチングの体験講座を。のんびりコツコツと成長するタイプなのか、少しの練習できっちりできるタイプか、はたまた魔法のようなあるひと言でやる気になるのか…などがわかります。また、親子の気質の違いがわかると、自分と子どもの行動や心の動きにも納得して、今まで沈んでいた事を笑い合えることだって増えますよ。

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この記事を書いた人

黒田ゆき保のアバター 黒田ゆき保 ママトコネットライター/キッズコーチング®トレーナー

全ての子どもに『自分らしく生きる力』を。新しい一歩を安心して踏み出せる『心の居場所』を提供。不登校児や特別支援児のサポート、自然体験・野外体験活動指導者として、様々な組織のキャンプの企画に参画。 青少年育成ボランティアの養成にも力を入れ、延べ1万人以上の子どもたちと関わる。

外遊びと絵本、工作と文房具好き。

キャンプディレクター1級/ comfortable place 代表。1児の母。

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