連休の疲れが出ていませんか?子どものこんな様子に要注意
ゴールデンウィークが終わり、ママたちお疲れは出ていませんか?園や学校がなく開放感に満ち溢れる子どもたちのお世話に追われ、もしかしたら平日の方が楽だった…というママもいらっしゃるかもしれませんね。大人は自分の状況を理解し、休息をとるなどの対応ができますが、小さな子には難しいもの。
一見元気に見えていても、入学や入園進級など環境の変化による緊張が続いた後の連休明けは、特に疲れがでやすいときです。少し注意して見てあげてください。下記にサインの一例を載せておくので参考になさってくださいね。
- 極端に甘えるようになった
- 落ち着きがなくなった
- 今までできていることができなくなった
- ちょっとのことでイライラするようになった
- 食欲が落ちた
- 元気がない
- 睡眠の質の低下(寝付きが悪い「眠れない」「怖い夢を見る」と言う、睡眠時間が過度に長い、朝起きられない)
- 体調不良をよく訴える など
子どもの気になる行動が見られたら、気持ちを受け止めよう
子どもに上記のような行動がみられると、多くの方が「なぜ?」「どうして?」と聞きたくなりますね。それはきっと、原因がわかったら解決策をたてられるという思いからでしょう。
では、子どもの側に立って考えてみましょう。もし心が疲れたサインを出したときに、親に「どうして?」「理由は?」などと言われたら…。
もちろん、声のトーンや言葉のニュアンスにもよりますが、一旦責められていると感じてしまうと子どもは本当の気持ちを言えなくなることもあります。
それを避けるためにも、まず子どもの気持ちを受け止めてあげてください。受け止めているよ、と示す簡単な方法が“おうむ返し”です。
子どもの「眠れない」に対して「そう、眠れないのね」と同じ言葉を繰り返すだけ。おうむ返しで受け止めるだけで、ママは自分の気持ちを聞いてくれる、わかってくれる”と感じられるので、それだけで落ち着くことができ、本当の気持ちをポロっと言えることもあるのです。
子どもの気持ちを受け取るのが苦手なのは、自分が受け取ってもらえなかったからかも?
子どもたちの極端に甘えるとか、ちょっとのことでイライラすることは、感情の表現です。表現なんだと理解できれば、受け取れそうですね?
けれど、私は受け取れないママでした。特に、次男に関しては拒否感が強く、彼の投げてくるイライラや甘えを全力で打ち返してしまうこともありました。ダメだと思いついつも、子どもの気持ちを受け取れない自分をどうにか変えたいと思い、私はそのことをマイコーチに打ち明けてみました。そ
こで気づいたのは息子への嫉妬。「私は小さい頃、お母さんに言いたくても我慢したのに…息子は遠慮なく私にぶつけてきてズルい!」という思いでした。
本当は我慢したくなかった。お母さんに受け取ってもらいたかった。そう思っていた幼い自分を自分で「そうだよね、我慢したくなかったよね」と労えたのをきっかけに少しずつ息子の表現を受け入れられるようになりました。
自分を癒せるのは自分だけ、自分がしてもらえなかったことを子どもにしてあげて
自分は受け取ってもらえなかった、我慢したという方は、それを子どもにも押し付けがちです。私もそうでした。大切なことは、そういう自分の気持ちを知っておくことです。知っておけば、押し付けたくなった時に「あ、小さい頃の私がまた暴れているな」と少し冷静に自分のことを見ることができます。
そして、ぜひ自分がしてもらえなかったことを子どもにしてあげてください。脳は自分と他人を区別しないと言われています。つまり、子どもの気持ちを受け取っても、自分が受け取ってもらえた、自分が理解されたと認識するのです。
大丈夫、子どもを育てながら少しずつゆっくり自分の心も育てていきましょう。