脱!世話焼きママ。夏休みは子どもの自立心を育てるチャンス

ちひろ/ライター

もうすぐ夏休みがやってきますね!

夏休みも規則正しい生活を子どもに過ごして欲しいと願うママに向けて、元保健室の先生としてまたリアルタイムで子育てをしている母親としての経験から、この時期に私がポイントだなと思うことをシェアしますね。

目次

子育てで悩んだときは“どんな子に育ってほしいか”に立ち戻ると答えが出る

夏休みも規則正しい生活を過ごして欲しいけれど、夜更かしをすることも多くて朝起きられない、というお悩みを抱えているママも多いのでは?

悩みつつもその現状を受け入れてしまう行動の裏には「夏休みくらいうるさく言いたくない」「学校に遅刻するわけじゃないし」と言ったママの気持ちがあるかもしれませんね。

そんなとき思い出してほしいのが「あなたはどんな子どもに育ってほしいと願っていますか?」ということ。様々な願いがあれど、多くのママが“子どもの自立”を願っているはずです。

その願いからこの悩みを見てみましょう。ママがどんな行動を選択すればよいのか自然と浮かび上がってきます

自立した子に育てるコツは援助する親になること

わが子を愛するあまり、失敗しないように傷つかないように…と親は世話を焼きたくなりますが、まずは見守ってみましょう。

子どもにはもともと探求心があります。一度実験してみて「このやり方はダメだった」と失敗しても、次はそうならないように工夫しようとするはずです。けれど、子どもは知識も経験もまだ浅く、どうしていいかわからなくなることもあります。そんなときには「ママの助けが必要?」と聞いてあげてください。

必要としてくれたとき、適切に援助する言葉を返すと子どもは安心してまたチャレンジすることができます。コツはうまくいかなかった原因を探すのではなく、どうしたらうまくいくのかを考えることです。

子どもの考えを受け止め、背景を聞くと自分の意見が言えるようになる

わが家では「どうすればうまくいくと思う?」と言ってアイディアをたくさん出してもらうようにしています。

気をつけているのはただ一つ。出てきた意見を否定しないこと。

子どもはときどき親の期待とは違う意見を言うこともあります。そういうときでも、子どもは子どもなりに考えたんだな、と一旦受け止め「なんでそう思ったの?」と聞くようにしています。

始めはなかなか意見が出てこなかった息子も、否定せずに言っていることの背景を聞くようにしたら「ママは何を言っても聴いてくれる人なんだ」と安心できたらしく、意見をたくさん言えるようになりました。

失敗=未成功、未成功を重ねた先に成功が待っている

夏休みは早起きチャレンジに私はピッタリだと思います。たとえうまくいかない日があっても、学校や園に遅刻して先生に注意されることはありません。その分、心理的負担が少なく何度もチャレンジすることができます。

コーチングの第一人者と言われている本間正人先生という方がいます。本間先生の言葉を皆さんにシェアさせてください。

失敗なのではない、未成功なのだ。未成功体験を積み重ねた先に成功が待っている

京都芸術大学 大学院 客員教授 本間正人

この夏はこの言葉をお守りにお子さんの早起きチャレンジ見守ってみませんか?

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この記事を書いた人

亀山千裕のアバター 亀山千裕 ままとこネットライター/キッズコーチング®マスタアドバイザー

小4、小1、3歳の子を育てる転勤族妻。
日々、家族を家事に巻き込む方法を探究し、最高のチームに育てるため奮闘中。プレッシャーを勝手に背負った教育ママが、わが子の「ママの子をやめたい」という言葉に目が覚める。現在は楽しい子育てを実践してもらうべく精力的に活動中。

趣味はファミリーキャンプ。オシャレなキャンプレイアウト研究中。

元養護教諭(保健室の先生)/ライフオーガナイザー®

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