自分の事は自分で!自主性を育てる支度術

朝の登園・登校準備、一日の体力の半分を使っているのでは?
と思うほど、私自身いつもイライラしてました!
遅刻させない様にと先回りしていたんですが、
先回りをやめると心も体も楽になりましたよ♪

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急かすのは禁物!先回りママの落とし穴

自分の事は自分でできるようになてほしい!そう願うばかりに、子どもの朝の準備に手や口をだしてしまっていないでしょうか。「早く着替えなさい!」「忘れない様にここに置いとくわよ」遅刻や忘れ物をしない様に先回りしていると子どもの“生き抜く力”が育ちません。

朝の支度以外ににも寒い時に「寒いでしょ、上着を着なさい」などと世話を焼いていませんか?日常的に「こんな時は、こうする」と声掛けをしていると“考える力”が育つことが遅れてしまうかもしれません。

「寒いわよ。どうする?」と状況だけを伝え、どう行動するかは本人に考えさせるだけで、自分で考え行動できる子に育っていきます!“先回りママ”から“問いかけママ”に変身しましょう。

マイペースな子どもには、普段からの声掛けが重要!

子どもには個性があり、朝の準備がテキパキできる子もいればおっとりで朝の準備が苦手な子がいます。人懐っこく、愛嬌たっぷりで友達も多く学校や園にも楽しく行ける子は案外のんびりマイペース。時間通りに準備が終わらないことも多々あるのではないでしょうか。

そんなマイペースな子は、時間的な感覚が鈍い傾向にあるので、「いつまでに何をしないといけない」という予測が苦手な子が多いです。時間を意識させた声掛けを心がけてみてください。

「今日は何をしたの?」や「明日は休みだから公園いこうね」など“今日”“明日”を意識して伝えてみましょう。小学生になるころには「8時には家を出ようね」「7時にはお風呂に入ろうね」「時計の針がここになったら終わりにしようね」と具体的な時間で伝えていくのも効果的です。

指定した時間になっているのに、何もする気配がないからと言って叱るのは禁物。それよりも「あと10分だね」と、優しくカウントダウンしてあげましょう。カウントダウンは1回だけでなく、細かく何度も伝えてあげるといいですね。

日常的に大人が“時間軸”を意識した会話をすることにより、マイペースな子が時間を意識する習慣が身についていきます。

朝の身支度はお支度ボードで“見える化”してみよう!

子どもが進んで支度するためには、楽しめる工夫をすることをおすすめします。「顔洗った?」「ハンカチは持った?」と声をかけなくてもわかるよう、お支度ボードを使うなど見てわかるとママも確認しなくて済みますよね。

お仕度ボードではマグネットにやることを書いて、それができたら裏返し絵が変わる仕組みにすると朝の支度が楽しくなります。また、次に何をするのか分かりやすくなるので、いちいち言わなくても準備が進んでいくでしょう。

より楽しむ工夫として、親子でお仕度ボードを一緒に作ってみるのもおすすめします。自分で作ったからからこそ“やってみよう”という気持ちになりやすいです。

そして“できたこと”が見てわかると楽しくなり、朝の支度を楽しみながら進んで取り組むようになります。!4歳頃を目安に朝の支度の習慣づけを始めましょう!

子どもが自分の身の回りのことができるようになるまでお母さんは工夫し、時間をかけて毎日一進一退で子どもと関わっているでしょう。お着替えができるようになったら、脱いだものをどうする?たたむのか洗濯カゴに入れる?年齢や子どものタイプによってそれらができるようになるまでは個人差があります。でもどの子どもにも共通しているのは小さな「できた!」を経験することなのです。

4歳ころから朝の支度習慣を身に付けよう!

「次は何をする」というのが理解できるようになるのが4歳頃と言われています。

“予測脳”という先の事を考えられて予測できる機能が発達する時期なんです。

4歳ごろから、出かける時の支度をやらせてみると良いでしょう。登園・登校時だけでなく「今日は公園に行くから何を持っていく?」と行く場所によって準備する物も一緒に考えると良いですね。実際に持っていくものも準備させ、できたら「できたね!」と笑顔で声掛けすることによって、自分で準備する事の喜びを実感できるでしょう。

我が家では暑い日のお出かけで「何持っていく?」という問いかけに「扇風機!(家用)」と元気に言われました・・・
こんな時は否定せず「扇風機持っていきたいんだ?!鞄にはいるかな?」
など、冗談も交えながら冷静に対応できる余裕を持てると最高ですね!

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