メディアとの付き合い方を改善!夏休みのダラダラをリセットする工夫

 

ゆきほ/ライター

夏の間はお休みがあったり、お出かけで長時間移動があったりと何かと時間つぶしに…とメディアに頼る機会が増えるもの。
2学期に入り、そろそろ元の習慣に戻したい!という方、必見です。

目次

生活になくてはならないメディア。上手に付き合うコツは2つ。

夏のお休み中、普段に比べて何かとメディアに頼る機会が多かった方もいるのではないでしょうか。
もし「わが家もメリハリがなく使っているかな…」と感じたら、ちょっとひと工夫加えて、メディアを上手に使ってみませんか。

コツは2つ。
1, ルール決めは家族全員でやってみる!
 ルールを決めて、正しい生活リズムを整えましょう。寝不足や、視力低下など健康への影響が起きることも防ぎま
 す。また、子どもは親が決めた約束事よりも、自分で決めた約束事のほうが守りやすく、責任感も育ちます。
 できることから、決めてやってみましょう。

2,メディアをうまく活用してコミュニケーションツールに!
ながら見やなんとなく時間つぶしに使うのではなく、しっかりと活用してコミュニケーションツールにしてみましょう。うまく活用すれば、社会性やコミュニケーション能力を高め、親子の関わりをもっと深くする使い方ができます。

わが家のルールを再確認!意識することで見えてくる利活用のコツ。

メディアとの付き合い方、ルールは家庭でどのようにしていますか?
そのルールをちょっと工夫してさらに効果的にするための3つのヒントを一緒に確認してみましょう。
すると自分の家族に合った新ルールにアップサイクルできてきます。

⓵場所
 利用するときはここ!と決まっていますか?もし決まっていない場合はどこで使うことにするのか、場所やシュチュエーションを決めておくのも一つの方法です。決まっていると、他の場所では違うことで楽しむ習慣がつきやすくなります。例えばリビングで使うと決めておくと、親子で一緒に鑑賞したり、遊んだりすることもできます。
 我が家はリビングと銀行や郵便局などでのちょっとした待ち時間だけ使っていました。アクティブでよく動くタイプなので、ルールやマナーを意識できる年齢になるまでは、静かに待ってもらいたいときの常套手段でした。

⓶内容
 子どもの好きなメディアは何ですか?できるだけ、子どもだけで長時間使うことは避け、一緒に楽しむ時間を増やしてみましょう。内容が子どもの成長・発達に見合っているか確認できるだけでなく、共通の話題としてコミュニケーションツールとして活用できます。また、子どもが見ているものを知ることで、子どもが何に興味を持っているのか知るヒントになります。自分の好きなことに親が関心を持ってくれるのは子どもにとって大きな喜びです。


⓷時間と使い方
 1日の時間の中でバランスよくメディアを取り入れていくために、使用時間などのルールを決めてみましょう。
利用開始までに終了時間を確認したり、終了10分前に「○○分までだけど切りのいいところまでできそうかな?」など、見通しを持って伝えることで、子どもは少しづつ終了のための心の準備を始めてくれます。
また、子どもは親のスマホの使い方をきちんと見ています。家にいる大人のメディア機器の利用の仕方についても意識して子供のお手本になるようにすると、言葉で伝えるよりもしっかりと子どもに伝わることがあります。

メディア習慣を見直して、夏のダラダラを解消しよう

 子どもがメディアとちょうどよい距離感で付き合っていくことができるにはどうしたらいいでしょうか。まずは、子どもにとっての楽しい遊びがメディア機器の利用に偏らないよう、いろいろな楽しい体験を子どもと共有できるといいなと思います。
 ここでの楽しい体験とは遊びの共有だけでなく、日常の生活体験も含まれます。子どもにとっての楽しいは、親子で笑顔で過ごすことが土台です。お手伝いしてもらうことも楽しみの一つにできます。お母さんが洗濯物をたたんでいる間にメディア利用…ではなく、ハンカチを一緒にたたみながら、お母さんはプラスでほかの洗濯物をたたんだり、ご飯の準備をおままごとの延長戦として、実践でできることをやってもらうことも楽しいを生み出す体験の一つです。親子で笑顔になれる小さな工夫は、ご家庭によって違ってきますので、子どもに合ったものを取り入れてみてください。
また、日常生活に欠かせない、歯磨きやお風呂なども楽しいことに変われば、なかなかメディアから離れてくれなくて…ということも減ってきます。
 季節の変わり目も味方してくれるこの時期に、生活習慣に楽しいを取り入れてみましょう。

生活になくてはならないメディア。ルール決めと有効活用で上手な付き合いを。

今やメディアは現代において必需品です。だからこそ、ルールを決め、使う時は上手に付き合いながら子育てに生かしていける工夫を一緒に考えてみませんか?

 我が家は、今年、夏休みの宿題の図画に利用したり、調べもの、字の書き順を動画で覚えなおすことに利用してみました。また、友達に教わったというおすすめ動画を一緒に見て、今のわが子の面白いはこれなんだな…と新発見し、成長を感じる日もありました。メディアの危険性についてニュースを見なおし、メディアの怖さを話した日もあります。
 ぜひ、日常生活とのバランスを取りながら、発見や感動を共感し合い、コミュニケーションを取りながらいろいろな体験を楽しんでみてください。その楽しい体験が子どもの好奇心をくすぐって、さらなる楽しいを生み出してくれるはずです。

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この記事を書いた人

黒田ゆき保のアバター 黒田ゆき保 ママトコネットライター/キッズコーチング®トレーナー

全ての子どもに『自分らしく生きる力』を。新しい一歩を安心して踏み出せる『心の居場所』を提供。不登校児や特別支援児のサポート、自然体験・野外体験活動指導者として、様々な組織のキャンプの企画に参画。 青少年育成ボランティアの養成にも力を入れ、延べ1万人以上の子どもたちと関わる。

外遊びと絵本、工作と文房具好き。

キャンプディレクター1級/ comfortable place 代表。1児の母。

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