
いつも動き回っているわが子。ねんど遊びの時だけは静かに集中しています。何かに夢中になる力は子どもの未来に大きく役立つ力です。
運動機能を高め意欲を育てる指先と脳の関係
子どもの成長が著しい乳幼児期。2~3歳頃になると手先がどんどん器用になり、少しずつうまく使うことができるようになっていきます。
この手先の動きは大脳に刺激を与え、思考力や記憶力、運動能力がぐんと伸びるきっかけを作ってくれます。
手先を使った遊びをこの時期にうまく活用すると、その発達との相乗効果で、子どもの集中力や自分でいろいろなことにチャレンジする自立心が育ちます。
2~3歳の子どもにはぜひ手先を使った遊びをたくさんさせましょう。オススメはなんといっても粘土遊びです。


遊びの世界を広げてくれる道具たち
小さな物をつまんだり、穴に何かを通したりができるようになると、子どものねんど遊びの世界も広がってきます。そんな時におすすめなのがいろいろな形が作れる型です。おおまかな種類は、
1.形をくり抜くもの
2.形に成形してくれるもの
3.模様をつけてくれるもの
などがあります。
形をくり抜いて、それをくっつけて作品を作るのも面白いですし、模様を重ねて形をつくるのも楽しい作品ができます。
型抜きしたものからつまんだり穴を開けたりして、違う形を作っていくと想像力が上がります。これは将来のプログラミングや空間図形把握の力にもなります。
スタンプには、ぜひ葉っぱや木の実、小石など、自然のものを使ってみてください。公園などで木の実の殻を拾ってきて型抜きにするのもおすすめです。
集中しているときは声をかけずグッと我慢。子どもの思考が飛躍する
わが子は、ねんどで何かを作り始めると急に話さなくなります。何を作ろうか考えながら目をキラキラさせて、真剣な目でねんどと格闘します。
そんな姿を見ると「何作ってるの?」と聞きたくなりますが、そこはぐっと我慢。
その代わりに時間に余裕がある時は一緒に横で作品作りをしました。そうすることであえて教えようとしなくても、自然と子どもが真似て新しい発想に結びついたり、道具の使い方を知ったりします。
できあがると「見てみて!」と言ってきたその時がチャンス!
「待ってました!」と、その時になって初めていろいろとインタビューをして作品を鑑賞してみてください。
スイーツを作るのが大好きなわが家はそのままお店屋さんごっこに展開していくこともしばしば。これは何でしょうクイズ大会に発展することもありました。兄弟がいるご家庭だと、みんなで一緒にいろんな遊びに発展できて、それも楽しそうですね。
気持ちを大切にする関わり方が集中力と自立心を伸ばす
この時期は好奇心旺盛になり、なんにでも挑戦しようとする反面、思い通りにできないと癇癪を起す時期でもあります。「思った形が作れない!」「くっつけても取れる!」など、泣き出してしまうこともあるかもしれません。
そんな時は放り出してしまいそうになるちょっと前に、「手伝おうか?」と手を差し伸べる瞬間も大切です。言葉も心もどんどん成長する時期だからこそ「助けて」「手伝って」「教えて」の言葉を教えるチャンスです。
人に助けてもらうことも大切だということを学ぶ時期でもあるからです。
本人の「やりたい」「楽しい」を持続させ、何事にも積極的に挑戦しようとする気持ちを大切にするためにも「困ったら教えてね」と伝え、温かく見守ることがカギとなります。そうすることで子どもの集中力や自立心が自然と身についていくのです。



ねんど遊びを有効に利用して、楽しみながら成長できる時間を作ってください。