うちの子育てにくい、兄弟で全然違う…など、子どもの扱いに困った経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
子どもって親の育て佳方全てではなく、もともと持っているその子ならでの個性があります。少し扱いに困ることがあっても、それはお母さんのせいではありません!
もともと持っている個性に着目して、のびのびと育ててあげたいですね。
幼児期の性格は生まれ持ったものが大半を占めています
全然言うこと聞かないやんちゃな子やお母さんに隠れて挨拶できない子を育てているお母さん。
“私のしつけが悪いのかな”“一人っ子だから”“お兄ちゃんがいるから”と思ったことはありませんか?
いえいえ。そんなことはありません。お母さんは頑張っています。
人には元々生まれ持った個性、特徴があり、幼児期の子どもはしつけや家庭環境よりも持って生まれた個性を発揮しているだけなのです。
6歳くらいまでの行動の特徴は持って生まれた個性。良い方へ精一杯伸ばそう
子どもには生まれ持った特徴があります。
産婦人科で出産された方、行ったことがある方は思い出せるでしょうか。新生児室でよく寝ている子、ずっと手足をバタバタしながら泣いている子、いろいろな子がいたのではないでしょうか。
6歳くらいまでは生まれながらの個性が性格の半分以上を占めています。家族構成や両親の仕事などの家庭環境の影響を受けながら成長していきます。
こだわりが強く癇癪がひどいのは一人っ子だから?それは子どもの個性
Tくんは生まれたときからこだわりがひどく、お母さんは手を焼いていました。
スーパーや公園など、どこでも気になるものがあると集中し、無理やり帰ろうとすると癇癪を起こします。
周りの人から「一人っ子だからわがままなんだ」と言われることがありましたが、気持ちを切り替えてTくんの気が済むまで付き合ってみました。
すると、ものすごく集中し、ある程度気が済んだらあっさり帰ることができることが分かりました。
子どもは長所を磨くと個性が輝く。行動の特徴は自信を持って長所として伸ばそう
子どもは長所を伸ばすと個性が輝きます。
もし幼児期の子どもに言うことを聞かずやんちゃ、癇癪がひどい、などの困った行動があるならば、これは持って生まれた個性だと思いましょう。
大人がこの個性をうまく伸ばすとどんな子に育つでしょう。
じっとできない子は行動力がある子に育ちます。癇癪がひどい子はこだわりが強く、コツコツと努力できる子に育つのです。
子どもの個性をたくさん認めてあげて、長所として自信を持って伸ばしてください。