探究心を育てよう!3歳からは片付けまで伝えて、探求マスターへ

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3歳以降は片付けまでセットで伝えて笑顔で応援!

時に大人の想像のはるか上を行く子どもの探究活動。わが家は日々冷凍庫に食品ではない何かが入れられていたり、得体の知れないものが作りだされていたりしていますが、みなさんのご家庭ではどうでしょうか。

大体の探究活動には後片付けがつきもの。自分で挑戦し、探究するのは素晴らしいことだけど、その後片付けはどうするの?そう思った経験がある方もいるかもしれません。

実は3歳くらいから、責任をもって片付けまでできる力が身についていきます。

子どもの感性は宝物。触れて試して考えて、探究活動は刺激が盛りだくさん

ある日のこと。宅配便が届いて私が荷物を片付けている間に、2歳の次男が緩衝材として入っていた発砲スチロールをむしって遊び始め、それを見た4歳の長男もすぐさま参戦。

兄弟2人で踏んだり、折ったり、むしったりが始まり、あっという間に部屋中が発砲スチロールの破片だらけになりました。

内心「もうやめて~!」と叫びたくなりましたが、頭の上でむしりながら「ママ~雪が降ってきたよ~」と無邪気に言われると「本当だね。きれいだね」と言うしかできませんでした。

しばらく遊んだあと一斉に片付けの号令をかけましたが、2歳の次男はその後も遊び続け、結局4歳の長男と2人で2時間がかりで大掃除。それでも「家の中に雪降ったね」と嬉しそうに話す次男を見ると、させてあげて良かったな、という気持ちになりました。

3歳からは責任感を育てるチャンス!0~2歳はただただ楽しもう!

3歳ころから少しずつ、自分の行動(発砲スチロールをバラバラにする)には責任が伴う(片付ける必要がある)というのを理解できるようになります。

自由に実験する代わりに、片付けまでしてもらうようにすると、お母さんの負担も軽減するので、子どもの自由に探究させてあげやすくなるでしょう。

一方で0~2歳だともちろん個人差はありますが、発達的には「散らかすのなら、最後まで片付けてね」というのは少々ハードルが高め。

お母さんの負担は少し大きくなってしまいますが、普段できない体験をさせてあげることを1番の目的にしてお片付けは「してくれたらうれしいな」くらいの気持ちで構えておくのがおすすめです。

できないとはNOでも大丈夫!できるときに親子で一緒に楽しもう

一生懸命なお母さんほど「子どものためを思ったら、させてあげるべき?」と考えてしまいがち。確かに未知の体験は子どもを成長させてくれます。ですが、必ずさせてあげないと成長できないというわけではありません。

時間や環境、兄弟の状態などによっても、いたずらをさせてあげられるとき、あげられないときはあると思います。お母さんがつらいと感じてしまうときも含めて、できないときはさせないことを選んでも大丈夫。

ただ、もし状況が許して、今日は思いっきり自由にさせてあげようと思えたら、そのときはぜひ、お母さんも童心に帰って一緒に楽しんでみてください。親子の楽しい思い出の1つにもなるでしょう。

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この記事を書いた人

あおのともかのアバター あおのともか ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

親子に寄り添い笑顔を引き出す子育て講師。キッズコーチング®Emi-Sachi代表。

子育てに悩みは絶えないかもしれない。それでも1度きりの子育て、1度きりの子ども時代を少しでも幸せな日々にしてほしい。そんな思いから“365日大好きがあふれる幸せな日々に”を理念に、毎月子育て講座、個人セッションを開催中。

趣味は子どもの服作り。ブラックチョコをお供にブラックコーヒーを飲むのが至福のひととき。元看護師/mamagirlライター/4児の母

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