子どもの宿題って頭が痛い問題ですよね。させなきゃいけないし、子どもはやる気出さないし…。お母さんは毎日苦心しているかもしれません。
私は思い切って発想の転換をしたら、楽しく乗り切ることができました。その例をご紹介します♪
わが子が宿題をしないのは、子どもの決断力と責任感を育てるチャンス!
習い事をしていると宿題が出ることがありますね。
習い事に参加している時間はとても楽しんでいる子でも、いざおうちで宿題に挑戦するのが難しいことがあります。なかなか宿題が進まない姿を見て親としてやきもきすることがあるかもしれません。
他の子の話を聞くとしっかりおうちで復習していると聞いて焦ることもありますね。でも、なんとしてでも宿題をさせようと口を出すと、子どもが機嫌を損ねてどんどんやらなくなってしまうなんてことも。
そんなときこそ発想の転換。「させなきゃ!」と思うのをやめて「どうしたらできる?」「どのくらいならできる?」と考えて実行してみてください。
おすすめなのは宿題をするかどうかを子どもが決断し、責任を取れるように関わっていくことです。
子どもが3歳頃になると自分の行動を決断し責任を取ることができるようになるのです。最初のうちは選択肢を示して子どもが選ぶようにすると、子どものやる気に繋がります。
お母さんの「できたね」で子どものやる気スイッチがオン!小さなことも認めよう
子どもが3歳頃になると“自分でやってみたい”という気持ちがむくむく膨らんできます。子どもの“やりたい”という気持ちは自分のことを自分でできるようになる自立への第一歩です。
もしも失敗したのなら、失敗したときに解決策を一緒に考え最後まで子どもがやり抜くようにましょう。問題が起こったときに解決していくこと・最後までやり抜くことは子どもが責任を取れるようになっていくために必要です。
子どもの習い事の宿題もやるのは子ども。お母さんはサポート役となり子どもの責任感を育てて、宿題にも役立てていきましょう。宿題をやる量や時間帯を選択肢として提示し子どもに選んでもらうことで、子ども自身が決断したことになります。
「自分で決めて自分でできたね」と認める言葉を掛けると宿題へのやる気が出てきます。
子どもが宿題をするために。子どもが自分で決めさせてその決断を信じよう
わが家の5歳の娘の習い事には毎回宿題があります。
私は宿題と聞いて、次回のレッスンまでにやらせないといけない気がしました。でも娘に宿題をやるように何度も言っているうちに、娘はやる気がどんどんなくなってしまいました。
そこで娘に「今ならお母さん一緒にできるけど、今宿題やる?それともごはんの後にやる?明日やる?」と聞きました。
娘からは「今はやりたくないからごはんの後にする」とやる気のない返事でしたが、ごはんの後という約束を信じて待つことにしました。
食事が終わると娘が自主的に宿題を出し「お母さん一緒にやろう」と言いました。
そして自分で「今日は①と②って書いているところをやる」と決めて挑戦し決めた分をやりきることに成功!「自分で決めて自分でできたね」と伝えると娘もにっこり。
「明日もごはんの後にやろう」とやる気が出てきて少しずつ宿題を進めることができました。
自分で決めて行動することは責任感に繋がる。まずは提案から始めよう
宿題も自分で挑戦することで責任感に繋がります。
「お母さんに言われたからやる」よりも自分から進んで取り組む姿を見たいですね。
そのためには少しずつで構わないので、自分で決めて自分でやること。決めたけどやっぱりやりたくないとなったら「約束をしたのだから、1分だけやってみよう」と子どもができそうな時間を提案してみましょう。
ほんの少しの取り組みからで大丈夫です。少しずつでも自分でやったことをお母さんが認めてくれると思うと、また次も頑張ろうと思えます。
そして自分で取り組むことができるようになったら、次のステップで努力や我慢をできるようになっていくのです。大人から見たらほんの些細なアクションだとしても、根気強く認めて「できたね」と声をかけていきましょう。
- 全部一度に済ませるという先入観を捨てる
- 一度にできそうな量、時間などを子どもに自分で決めさせる(提案あり)
- 自分で決めたことを終えられたら「できたね」と声をかける