すぐに散らかる子どものおもちゃ。
自発的に片づけてくれたらどんなにいいか…
とため息が出ちゃうママやパパも多いのでは?
本日は、私が色々と試した対策で効果があったものをご紹介します。
モノを与えるときは、空間もセットで与えよう
散らかっている部屋というのは、モノがどこへ戻ったらいいかわからず、迷子になってしまっている状態です。これを防ぐために、モノを家にお迎えするときには、最初に住所を決めてしまいましょう。
おもちゃも同じ。お子さんに与えるときには、空間もセットで与えましょう。
住所が決まっていれば、「戻してね」や「お家に帰らせてあげてね」という声かけがしやすくなります。実は、この声かけの方が「片づけて!」と言うよりもずっと具体的な指示になるので、子どもたちにも伝わりやすいのです。
おもちゃは“しまう場所が確保できてから持って帰る”を徹底する
わが家の子どもたちが大好きなマクドナルド。小さいうちは、おもちゃ欲しさにハッピーセットをよくねだられていました。
こんなとき、私は必ず「このおもちゃの帰るお家はある?」と聞くようにしていました。
こうすることで、子どもは“おもちゃを持って帰るということは、それをしまうスペースも確保しないといけない”ことに気づくからです。
「宝物ボックス!」や「絵本の棚」など具体的にイメージができる場所が答えられればOK!無事、そのおもちゃはわが家の仲間入りです。
考える質問が子どもの予測する力を育て、良い習慣を作る
わが家では、上記のような質問のやりとりを大体4歳前後からしています。なぜかというと、大体4歳くらいから先のことを考えられる“予測脳”が発達すると言われているからです。この時期に親が自分で考えて行動できるような質問を投げかけると、“次にしなければならないこと”を想像できるようになります。
4歳までは、誕生日やクリスマス前など、新しくおもちゃが家に入ってきそうなタイミングで「新しく来るおもちゃのお家を作ろうね」と言い、一緒におもちゃを整理します。子どもに実行してほしいことを、しっかり教えておくのがポイント。
これをしておくことで、4歳になってから「おもちゃを買う前はどうするんだっけ?」と聞いたときに、スムーズにその後の行動を想像できるようになります。
いったん習慣化されてしまえば、子どもは自主的に片づけをする
“おもちゃのお家が決まるまでは、おもちゃを買わない”と決心すると、はじめは大変かもしれません。
いったん習慣化されてしまえば、ママやパパがガミガミ言わなくても子どもは自主的に片づけができるようになります。
習慣化されるまでは、「おもちゃを買うときはどうするんだっけ?お家がないと戻る場所がないんじゃないの?」と根気よく声をかけてあげてくださいね。