日本人は謙遜を美徳とする習慣があります。
子どもを褒めてもらったり園の先生などに家での様子を聞かれたりしたときに「イヤイヤ、これが家ではね・・・」とマイナスな面をついつい口にしていませんか?
そういう会話の子どもへの影響や気を付ける点をお伝えします。
ママは自分をなんと思っている?“評価”が子どもの自信を左右する
子どもには自分に自信を持ってほしいと思っているママは多くいます。でも残念ながら日本人の約8割は自分に自信が持てないというのが現実。悲しいですね。ではどうすれば子どもが自信満々に育つのでしょう?
生まれたばかりの赤ちゃんは自信を持っています。成長の過程で周りから受ける自分の評価や他人との比較で自信をなくしていってしまいます。ということはママが子どもをいい評価してあげれば子どもは自分に自信が持てるようになるのです。具体的にどうすればいいのかお伝えします。
親の“子どもの評価”が自信につながる
ママ友との会話で「すごくいい子ですね」って褒められたりすると「全然そんなことなくて・・・」とマイナスな発言をするママをよく見かけます。謙遜しているだけだと思うのですが、それを聞いた子どもは“ママはそんな風に思っているんだ”と自己評価を下げてしまいます。
そんなときは「ありがとう!」と受け取ってあげることが大切!そしてもう一言「家でも手伝ってくれて助かってます」と褒めてあげると子どもの自信につながっていくのです。
保育園での先生との会話で気を付けていること
私には保育園に通う3歳の息子がいます。お迎えに行くと先生が園での様子を報告してくれるのですが「手伝わなくても一人でお着替えできました」「給食を食べるのが早くて助かります」といつも褒めていただいています。
外ではおりこうさんなタイプで園に着くと“いい子スイッチ”がオンになります。でも家では全く違う姿を見せてくれるのです。ご飯の途中で遊びはじめたりお着替えせずに全裸で走り回ったり・・・。園で頑張っている分、家では甘えが出ているのです。
先生に「家ではどうですか?」と聞かれることもよくありますが、私は絶対に「全然一人で食べません」とマイナスな発言はしません。息子が隣で私の発言をしっかりと聞いているのに、悪い評価をしてしまっては息子の自尊心が傷ついてしまいます。なので「家では自由に食べてます」と伝えています。
親バカくらいがちょうどいい!
ママの発言で子どもの自信を奪ったり、逆に自信を与えたりするのです。家の中でも外でも子どものできていることに目を向けてあげることで、ママ友との会話でも子どもを褒めてあげることができます。
親バカと思われるかな・・・など気にせず親バカになりましょう!褒めてもらったら「ありがとう」を口癖にするだけで、子どもは自分に自信のある子に育っていきます。今日からそれを習慣化しましょう。