夏休みも終盤に差し掛かりましたね!
小学校1年生にとっては、初めての夏休みの宿題。
自分から進んでやってくれるのが一番いいけれど、中にはなかなかやりたがらない子もいますよね。今日は、そんな子に試してほしいパパやママの声かけをご紹介させてください。
今できていることを認めて、子どものやる気スイッチをオンしよう
子どもが宿題をするということは、大人が思う以上に大変なことです。
ほとんどの子は宿題をやらなければいけないことはわかっています。ただ、それに立ち向かうやる気が不足しているのです。
そんなときは、ママやパパが今できていることに注目し、具体的な言い方で認めてあげましょう。
「3問目までできたね」「がんばっているね」「書き順が正しく書けるようになったね」といった具合です。すると子どもは「ちゃんと見ていてくれた」と感じることができ、やる気スイッチがオンになります。
やりたくない宿題。ママの認める言葉が、がんばる原動力になる
やる気は自分の内側から生まれます。
「でも、うちの子生まれるのを待っていたらいつになるのかわかりません!!」
なんて声が聞こえてきそうですが、心配ありません。子どもは、必ず内にやる気を秘めています。
子どもにやる気を起こさせるには、脳に報酬を与えることがカギ。人は報酬を得ることでドーパミン神経が働き、快感を得ることができます。報酬=パパやママから認められることでもあるので、宿題をするという行動と“認められる”という報酬が結びつくことで、子どものやる気スイッチがオンされるのです。
効果的に集中するために、宿題を分散!こまめにできたことを認めよう
わが家は3人兄弟。長男が宿題をしている横で、下の子がテレビを見ている…なんてことは日常茶飯事。そうなると、テレビが気になって気が散って、集中が途切れてしまううことも多々ありました。
そこで、宿題を一気にやることを求めず、分散させることにしました。プリント1枚全部を一気にやるのではなく、5問ずつといった風に。あらかじめ決めておいたとこまでできたら、「できたね!」と声をかけるようにしたのです。
丁寧に子どものがんばりを認めて応援していった結果、だんだん集中できる時間が伸びていきました。
できたことを認められると、積極的にチャレンジできる子になる
宿題をする際、まとまった時間でする方が効率的です。しかし集中力が続かない子もいますし、家庭環境的に難しい場合もありますね。でも“今できていることを認める”のは、どんな場合も有効。
とくに小学校低学年のうちは、ひとりで宿題をするのが難しいもの。
今はママやパパがそばで声をかけながら応援してあげてください。そうやって“努力”を認められた子は、自己肯定感が高まり、物事に積極的に挑戦できるようになるはずです!
長い夏休み、一緒にがんばりましょうねー!