乳幼児との長時間の移動を少しでもラクにする方法 0~2歳編

コロナ禍でもやむを得ない帰省や帰国をしないといけなかったり、コロナが落ち着いたら旅行に行きたい!そう考えている人も多いのでは?
双子が0歳から5歳の間に、アメリカと日本を4往復した私の長時間移動対策をお伝えします。

目次

長時間対策を考えるときはシュミレーションを楽しもう

子連れ旅行は、どの年齢でも違う大変さがありますね。

アメリカに住む私にとって日本への一時帰国は欠かすことができない旅行です。しかも、日本の実家は全ての交通機関を使わないと帰ることができない離島。毎回模索しながら、子ども達にできるだけ負担が少ない方法を考えてきました。

帰国の飛行機でどうやって快適に楽しく過ごすか、日本国内はギャン泣きしたり体調不良になったらすぐ降りられるように新幹線を選ぶなど、シュミレーションしながらその過程も旅行準備として楽しんでいます

0歳は普段と同じ安心感を与え便利グッズにも頼ろう

長時間の移動となると、赤ちゃんの時はとにかく荷物が多くて大変ですね。着替えもオムツもかさばるし、ミルクの場合は哺乳瓶や粉ミルクも。飛行機や新幹線を降りてすぐ調達できるか分からないから、余分に持っておかないと不安ですし。

アメリカでは哺乳瓶のケースに使い捨てのレフィルがついているものがあり、それを取り替えるだけでケース自体は洗わなくていいものがあるので便利でした。また、飛行機離陸時には耳が痛くなるのを防ぐためにミルクを飲ませるといいとよく見かけますが、うちは愛用しているおしゃぶりで乗り切りました。

環境の変化に敏感な赤ちゃんもいると思いますが、いつもと同じ毛布でくるんであげるなどできるだけ同じようにしてあげたいですね。うちは、たたむとダイパーバッグぐらいの大きさになる折りたたみの簡易ベッドを持っていってました。普段から寝かせて練習しておいてもいいですね。自分にあった便利グッズにも頼って、乗り切りましょう。

交通機関での困った行動。1歳はダメより直球で伝えよう

1歳前後で歩き始めると、ずっと座っているのが難しかったりしますね。

我が家の双子が1歳半の時の帰国では、アメリカと日本の約10時間のフライトの間、3時間起きに飛行機内をグルグル歩き回っていました。好意的な乗客が多かったので文句は言われませんでしたが、肩身が狭い気持ちにはなりました。どうしても座らないといけないときは「だめ」と否定するより「危ないよ」「座ろうね」「お母さんがだっこ」などとシンプルに伝えましょう。

普段からよく観察して、夢中で遊んでいるおもちゃなどを把握しておき、持ちこみましょう。機内食も子ども用でも食べられるかその子に寄ると思うので、心配なら持っていきましょう。うちは食パンが好きだったので持っていきました。好きなおやつも忘れずに。

2歳は事前の準備も念入りにしてみよう

2歳前後はイヤイヤが始まり、長時間の移動を考えただけで気が重くなるかもしれません。

実は2歳は集中力が育つ時期でもあります。日頃から興味があることをやらせてあげ、限られた空間でもお気に入りの絵本やおもちゃなどで集中できるよう準備していきましょう。

飛行機や乗り物が好きな子どもさんは、乗っただけで喜ぶかもしれませんね。事前に「飛行機乗るよ」「飛行機の後はバスに乗るよ」などと旅行にまつわるお話をし、乗り物の絵本をたくさん読んであげてもいいかもしれません。想像力をふくらませられるように、楽しそう!という期待感を高めてあげてみてください。

また、乗り物に乗る前に人に迷惑がかからない広い場所があれば、好きなように走らせておくのもおすすめです。先にエネルギーを発散させておきましょう。

思ってもみなかったのですが、飛行機の中で私自身の着替えが必要になりあせったことがありました。赤ちゃんはミルクを吐いたりすることもありますし、スペースがあるなら大人の着替えを1枚入れておくことをおすすめします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

エルティング 孝子のアバター エルティング 孝子 ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

アメリカ・オレゴン州ポートランド在住のグローバルキッズコーチ。
国際的な環境で暮らす親子のコミュニケーション力、幸せ力を育むサポートをしている。日米で保育士、児童英語講師、日本語教師として14年間、乳児から中学生にかかわる。その後、着物和文化講師として、アメリカから着物や茶道を通して和の心を伝えている。

趣味はペーパークラフトとティールーム巡り。

2016年生まれの男女双子の母。

目次