我が子への外注は無料な上、本人のためにもなるおまけ付き!
家事に育児、仕事に大忙し。ママはいつもフル回転ですね。いつも“ニコニコママ”でいたいのに、タスクに追われキャパオーバー。イライラしていることが多いなと感じたら、ストレスを溜めこむ前にあんなこともこんなこともいっそのこと外注してしまいましょう。
外注先はそばにいる我が子です!無料でサービスを受けられるどころか、それが相手のためにもなるという大きなおまけ付きです♪
今回は、目が回りそうに多忙なママにとって一番の味方は実はそばにいるというお話です。
周りの役に立てた時に子どもは大きく成長します
子どもを最も大きく成長させる起爆剤は何だと思いますか?
たくさんの体験、達成感。もちろんそれらも欠かせない要素です。ですが、人が最も充足感を感じ次への扉へと大きく前進できるのは、誰かの役に立ったときだと言われています。
誰かにありがとうと言われた、あなたのお陰だと感謝された、頼りにされた。つまり自分が周りに貢献できたときに、子どもは最も成長し、更なる高み、次のステージへと躍進するのです。
必要なのは何不自由なく過ごせるように子どものお世話をしてあげることではありません。逆に「ありがとう、あなたのお陰で助かったわ!」と人から言われる経験をさせてあげることこそ、実は非常に大切なことなんです。
身につくのは自己肯定感と家族の一員としての強い意識:我が家の事例から
かく言う私も、毎日3人の子育て、家事、仕事のバランスを日々試行錯誤中です。自分で選んだやりがいのある仕事だからこそ手を抜きたくないという気持ちも拍車をかけ、キャパオーバーになってしまうことも少なくありません。
自分自身の教室を始めたのは3年前。ある程度軌道に乗ってくると、今度は“やりたいこと”と“やらなければならないこと”の調整をつけることに苦労するようになりました。パンパンのスケジュールで心身ともに余裕をなくし、その結果子どもに当たってしまうという負のサイクルに入ってしまうことが頻繁に起こるようになっていったのも実はその頃です。
それを避けるために今は、私でなければできないこと以外はなるべく子どもたちに分担してやってもらうようになりました。
- 朝のゴミ出し
- 外遊びのあとの砂だらけの床掃除
- 泥だらけの服の下洗い
- 食器洗い
- 雨戸開閉
ひとつひとつは些細なことでも、手分けしてこなせば随分時間の節約にもなりとても助かります。私自身の心のゆとりも生まれます。
加えて、やってくれた後の「ありがとう!」のひとことで、子どもたちも自己肯定感が高まると同時に、大人と子どもという関係ではなく、“家族の一員”としての意識が強くなってきたのを感じます。
「ママ、助かった?」「僕なかなか頼りになるでしょ」と言ってくることも増え、その度に息子たちの誇らしげな表情から大きな成長を感じています。
自分はチームにとって不可欠な存在だという自信が、子どもの成長を底上げします
家族はワンチーム。誰かが自己犠牲を払っていると感じているチームはサスティナブルではありません。
山積みになったタスクに息苦しくなったり、全てをこなそうと完璧主義に陥りがちになったら、ママは是非身近な存在にお仕事を外注してみて下さい。
子どもは思ったよりも張り切ってママのお手伝いをしてくれるばかりでなく、チームに貢献している不可欠な存在としての自覚、自信を身につけて、ひとまわり大きく成長してくれますよ♪
実は少し前までは、私自身子どもの為に先回りして何でも失敗しないよう全てを整えてあげる典型的な“過保護ママ”だったんです!
今は家事を手伝うことが当たり前という風土に家庭全体を近づけること、
引いては息子たちが先に気がついてママの家事を代行してくれるくらいの存在になってくれることが目標です!